青空の鳥海山北面

０４．０４．２９（木）快晴　男子：佐藤伸（リーダー）、松本つ、牧之内、今野、那○（会員外）；女子：豊島、畠山、相馬、中○（会員外）の９人

7:36祓川発、9:10北面基部、:30同発、11:40新山着(たぶん)、12:30~13:00七高山、14:30〜15:00祓川着（シンガリは16:30着）

祓川７時集合の約束に遅れた。もっと遅い人もいて、出発は遅れた。雲一つない青空である。昨日まで雨続きだったせいか視界も良好だ。

ほぼ１年ぶりの山行という那○さんに合わせているうちこちらのペースもおかしくなった。この時期にしては雪が少なく、かなり藪が多い。先行するリーダーに従わなかったせいで、コース取りも失敗した。長い藪こぎを強いられ、早々にスキーをザックに着けた。基部まで２時間の予定が、３０分以上遅れた。みんなアイゼンを着けてもう出発している。こちらはアイゼンベルトが短いなどのトラブルもあり、細引きを継ぎ足すなどして大幅に時間をロス。本隊に４時間遅れで新山到着。途中、北面初滑りの松本さんが現れ、華麗に滑って行った。基部を越えたのを見届けてから再び登る。那○さんにも遅れ、シンガリとなる。新山にはもう誰もいなかった。シールをはずして下山。七高山で那○さんと合流。七ツ釜まではギザギザの氷で斜滑降のスキー板が激しくブーンと振動し、足の裏がジーンとなる。初めての経験だった。

祓川に着くとワイパーにメモがあり、みんな風呂へ。那○さんにお願いして、昨年秋の荷揚げ品を回収する。１時間以上かかった。待っているはずのユースプラトーでも「もう帰りました」との伝言があった。那○さんは２０年来の目標（北面）が実現したと喜んでいた。（今野　記す）

祓川のブッシュ	８人が右(西)へ方向転換
基部への途中	藪を前に
北面中間の岩（休憩）	松本さん北面滑降
外輪に上弦の月	那○さん滑降、七高山直下の氷状の雪面