晩秋の東光山(592m) 05.11.26

【メンバー】今野単独
【コースタイム】10:19登山開始 10:47五合目 11:16七合目(バテた) 11:43/11:48東光山山頂 12:02笹森山  12:28/12:50東光山昼食 13:20車着

 東光山は本荘市内の国道105号を北に向かい、長谷寺(ちょうこくじ、日本三大観音の一つがある)を目指す。登山口はまだ先にあるが、そのお寺を開いた是山(ぜさん)和尚が山篭りの修行をした山である。麓の人々から親しまれていて、十合目まで標識があり、9月1日には地元主催の市民登山も行われている。
 このコースは五合目までは4分くらいの間隔で次の標識が現れて楽しい。五合目の毘沙門堂を過ぎると険しくなり、七合目の稜線に出るまでは長い登りだ。そこからも800mほどある。

 日本海側はこの時期、晴れることは殆どない。毎日ミゾレや雷で、やがて雪を迎える。本日は久しぶりにいい天気になり、再挑戦した。
 「カシミール」で経緯度1分ごとに赤い線、10秒ごとに緑の点線を引いた地図を作り、GPSとの相性をテストしてみた。
 これまでは栃木県の「測研」という会社が作っている「マップポインター」という方眼(1枚700円)を地形図にあてがってGPSで表示される数値を読み取っていた。パソコンに接続してGPSに地図を取り込んで使うことを山仲間の松本さんから勧められ、専用のケーブルもいただいたが、接続がうまく行かない。新しいGPSを買うまでは我慢だ。

フリーソフト「カシミール」で経緯線を10秒単位で引いた。東光山の東側15分の笹森山に三角点あり 七合目の稜線にあるブナ、幹周り5mか

 駐車場にはフォレスタが1台とまっていた。登山靴を用意していたが、ゴム長にしてぬかるみも気にならない。途中で男性一人とすれ違う。フォレスタ車の人だ。

 東光山に着くと眼下に本荘平野が広がり、蛇行する子吉川が見える。ふと気がつくとお堂の脇に「三角点笹森山まで15分」の標識があった。天気に誘われ足を伸ばしてみた。60mほどの高度差がある急斜面を滑りながらおりて、次は登りになる。誰も歩かないようで藪がひどい。鉈があればと思いながら進むと三角点が現れた。周囲は藪が迫り、見通しも利かず居心地が悪い。写真を撮り、すぐ引き返した。再度、東光山の眺望を楽しみながら昼食とする。鳥海山がかすんで見える。下りの途中で年配の男性一人とすれ違う。穏やかな晩秋には静かで手頃な山だ。
 なお、稜線上にある九合目の標識を往復とも見落としていた。どんなものかは次回に確認しよう。

東光山登山口へ。車(マイカー)の方向 登山口駐車場に先客(スバル、フォレスタ) 登り始めて2分で一合目「賽の川原」
二合目「鳥居の台」も3分程度 三合目「清水泉流の滝」は伏流水 四合目「薬師」石の祠
是山和尚の山籠地点は左の岩 五合目毘沙門堂 沙門堂は左、右には壁が壊れた建物

これから険しくなる。

六合目「干餅倉」 七合目「仏洞山」への分岐 八合目「黒森遥拝所」
十合目山頂「東光山」 建物には正面に落書き、同級生の名も 眼下の本荘平野と子吉川
鳥海山がかすんで見える 60mの下りと登りで笹森山三角点594.5m

なお、九合目「拝水(おがみず)」は登りでは左側に標識があり、今回もそうだが、よく見落としてしまう。

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