【メンバー】 今野単独?(祐子ほか2人は猿倉往復)
【コースタイム】 10日 6:10祓川ヒュッテ発、8:20七ツ釜避難小屋、10:00大雪路(おおゆきじろ)上部、10:30舎利坂下部、11:30舎利坂上部11:50七高山山頂、12:05山頂発、13:05ヒュッテ着、14:38ヒュッテ発、16:00駒の王子、16:30金ヶ沢分岐、17:30木境展望台駐車場
前日、職場の歓迎会が矢島(実家が会場)であり、そこに泊まった。
9日 天気のいい連休で、祓川にデポした食糧も気になり、祓川に一人で向かう。除雪の進み具合も知りたくて花立方面に向かう。ゲートは木境展望台駐車場にあった。スキーをザックに縛り、アスファルトの上を歩く。シール歩行より速い。駒の王子で昼食を摂っているとトラックと乗用車が追い越していく。「重機が故障して」と乗用車の運転手が話しかけてきた。「ゲートは?」と聞くと「閉めた」とのこと。除雪の終点は善神沼の下部ヘアピンカーブの手前だった。雪上では重いスキーはヒモで引っ張ることにした。楽ちんだ。善神沼を過ぎた尾根に上がると10台以上のスノーモービルの集団が降りてきた。かなりうるさい。
15:30 ヒュッテ着。先客がいた。祐子さんとNさんの奥さん、Eという男性の3人だった。女性二人は知り合いだが、Eさんは初対面。猿倉往復で、牧場まで車が入れるとかで13時にはヒュッテに着いたとのことだった。4人で夕暮れの山頂を眺めながら各自のアルコールを飲む。
10日 5時前に起床。カレーをご馳走になる。6:10発、3人からは10分ほど遅れた。今日もツボ足でスキーを引っ張る。途中の急斜面でアイゼンを履く。向かい風(南風)が強く、歩きにくい。3人からだんだん離され、七ツ釜避難小屋には40分ほど遅れて着く。
8:50 先行していた3人が降りてくる。「雨が降ってきたので」との事だったが、こちらはやる気モードになっていて登り続けた。舎利坂を半分以上登ったころ、南風がなま暖かい。ザックをおろし、ストックの先にカシオのプロトレックを巻きつけ、気温を測ると7℃だ。
その直後に突風でよろけた。
気がついたらザックが転がっていく。反射的に駆け下りた瞬間に雨具の裾をアイゼンに引っ掛け、動けない。ザックは舎利坂下部で止まった。一旦、300mほど下るが、もはやそれを担ぎ上げる気力はない。ザックを固定してから戻る。この間40分くらいのロスか。正午前にやっと七高山山頂に着いた。
下りは快調だった。夏道の左にある烏(カラス)形雪渓を滑り、右にあるイワヒゲの滝に寄り、のんびり下っても1時間でヒュッテに到着、ラーメンと残りのおにぎりを食べ、部屋の清掃の後、祓川ヒュッテを後にする。
途中、何度か迷ったが、除雪された車道を道しるべとした。小さな登り返しが結構あり、遅くなったが、車着17:30。
写真は時間順に配列しました。
除雪終点の重機 | 猿倉分岐の標識(セルフタイマー) | 家路を急ぐスノーモービル隊 |
雪が着かない祓川ヒュッテと鳥海山 | 9日、鳥海山の日暮れ(部屋の窓から) | 10日、鳥海山の朝 |
山頂直下 | 七高山山頂 | 8合目七ツ釜避難小屋入口にはスコップあり |
雪に埋まるイワヒゲの滝 | 畳をあげた小屋の内部 | スキーにとって、道路は渡れない川も同然 |
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