05.02.13 稲倉岳(今野 単独)

09:30 除雪終点 09:50 出発 10:30 七曲上部 11:00 昼食休憩 13:40 森林限界 15:40 稲倉山頂 15:45 下山 17:30 神社コースへ間違え 18:30 車着

このところ山から遠ざかっていて運動不足を感じていた。3連休の最終日、手頃な稲倉岳に向かった。

仁賀保町の24時間営業のジャスコで昼食と行動食を仕入れる。
除雪終点は例年より手前で、狭い。
車は2台あったが、そのうちの1台はパジェロ(以下PJ)で頭から突っ込み、アイドリング状態だった。
そのPJが向きを変えるスペースに入れるのも気が引ける。
100m手前にスペースがあったのでバックで戻り向きを変え、再度バックで進み、端に寄せた。
次にPJの位置を直そうとしたが、4輪駆動への切替が分からず中途半端な状態で動かせなくなった。
ついでにエンジンを切っておいた。
スペースの狭さが気になったので私の車の鍵もつけておいた。

スキー靴に履き代え歩き出すと、伐採された丸太のそばで重機が除雪していた。
PJの持ち主だろう。
すり抜けるのがやっとで、PJのアイドリングを止めたことなど連絡するヒマはなかった。

七曲を過ぎて時計を見ると11時で、早めの昼食休憩とした。
バナナの皮をむこうとしたが、凍みていてタテに裂けず、なんとヨコにむける。

先行者のトレースもあり気楽に進む。656ピークを過ぎると遥か前方の林の切れ間に3人の人影が見える。
森林限界手前のブナは大きくて立派だ。
そこを越えて雪原に出ると50cmほどの笹にピンクのテープを結んだ標識が次々に現れた。
眼下に見える象潟港はだんだんかすんできた。

14時前に3人とすれ違ったが「こんにちは」だけだ。
知らない人たちで全員テレマークスキーだ。

西の風が強い山頂付近はシュカブラが発達し、表面はガリガリに凍っている。
5・6度目になる山頂の平坦な雪面に立つが、天気は下り坂で視界は悪い。
スキーを履いたままシールをはずし、すぐ下山する。
見づらいシュカブラに幻惑され何度か転ぶ。
GPSの画面と雪面の両方を同時に見ることはできず、気がついたら森林限界の入り口を見落としていた。

なんとか修正するが、800m付近で再度ルートを見失い、GPSで確認したところ左側の沢筋に入っていた。
仕方なく神社コースをたどり、ヘッドランプを点け、シールを付け直して右へとトラバースしながらやっと元のルートに戻る。
そこからシールをはずして下った。
疲れて足の踏ん張りが利かず、下の林道でも二度ほど転んでスピードを抑える。
鶴泉荘(かくせんそう)300円の風呂に入り、20:15帰宅する。

トラバース地点 眼下の象潟漁港 森林限界のブナ
先行者たち 山頂シュカブラ


05.03.20 稲倉岳(今野 単独2)

09:44 出発 10:39 七曲上部 12:40 森林限界 14:22 稲倉山頂 14:30 下山 15:32 車着

横岡の手前から

春を思わせる天気だ。手ごろな稲倉にまた出かけた。
除雪終了地点手前に3台ある。終了地点には11台もある。
突っ込んでみてもUターンできず、困っているところにもう1台、
なんと、酒田のKさん(山形県高体連登山部元専門委員長)だ。

彼はさっさとその手前のUターンスペースに駐車した。
仕方なく300mほどバックし、路肩の低いところに強引に乗り上げた。
やれやれ、結局一番最後になってしまった。

先週も山に入ったせいか656ピーク付近までノンストップで登れた。
途中、酒田のKさんはヒザが痛いと、連れの人と下山した。
「地元」と名乗るご夫婦も追い越し、いいペースだ。
昼食はおにぎり1個で軽くすませ、行動食でしのぐ。

トラバース地点のすぐ下で、男二人が立っている。
「二人連れを見ませんでしたか」と聞かれたので、「酒田のKさんですか」と聞くと
そうだと言うので「ひざが痛いので下山しましたよ」と答えた。

森林限界近くの立派なブナの枝ぶりが面白く、密かに「ラクダ」と呼ぶことにする。

森林限界を越えるあたりの赤い標識に「AYH山岳会」と書いてある。
「秋田ユースホステル山岳会」だろう。
下山する人は20人弱か。
挨拶するヒマもなくサーッと通り過ぎていく。

頂上近くは斜度はきつくないが、凍っていてスキーのエッジを立てて横向きに登るしかない。
最後に降りてきた人は本荘山の会のコーゾーさんだった。
スキーは森林限界でデポし、アイゼン歩行だ。
その方が良かったなと思う。横向きエッジ歩行に手こずった。
14:22山頂着は遅い。

スキーを履いたままでシールをはずし、すぐ出発する。
今日は象潟漁港まで見える。テカテカに凍った雪が難しいが、何度も休みながら慎重に滑る。
コースの間違いもなく一度もコケず順調に下り、車まで、およそ1時間だった。

1050m付近の形の面白いブナ スキーで下る人たち 頂上直下の岩


05.03.21 稲倉岳

メンバー:石川、相馬、牧之内、今野

コースタイム( )は今野、8:55発 (10:02)七曲上部 13:00(14:00)山頂 13:15(14:13)山頂発 15:45(15:09)車着

きょうもいい天気だ。石川さんから8時現地集合と伝えられていたが、すでに5台で奥の駐車場は満杯状態だ。
仲間はまだ来ていない。

西目町からという50代のような二人の男がスキーをザックに縛り、ツボ足で出発しようとするが、よく見るとアイゼンまで装着している。
昨日も登ったことを伝え、森林限界の上はアイゼンがあったほうがいいが下では邪魔だよ、と言ってもきかない。
まもなく出発した。

なんとシールを忘れていた。
スキーをザックに縛っていると仲間3人が3台の車で現れた。
仕方なく林道に突っ込み、3台を縦列駐車し、軽をその横に止めた。
みんなスノーシューだ。

結局 8:55発。
先頭がやけに早く、5分で取り残される。
スキーが肩に当たり痛いので、板の先端の穴にヒモを通し、腰に縛ったら格段にらくだ。
ツボ足でも何とかなるのは有り難い。
森林限界近く、形の面白いブナの横を今日も通った。

13:25 石川さんたちが降りてきた。こちらはそのまま登る。
今日も結局、単独だ。
14:00山頂 鳥海山山頂がくっきり見える。稲倉岳から山頂が見えるのは珍しい。
写真を撮り、すぐ下山する。途中でみんなを追い越してぐんぐん下る。
1時間弱で車着。

おきまりの鶴泉荘300円の風呂でお開きとなった。

稲倉へのコース
左の雪渓からその右上の雪渓に
目印は今日も 「ラクダ」と命名したいブナ 鉾立山荘の屋根が見える
晴れ渡る稲倉山頂 下山する仲間たち 稲倉の向こうは蟻の戸渡
青空の山頂 セルフタイマーで 風呂の後、水岡からの鳥海山


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