鳥海山矢島口 康(やす)新道 07.07.22(第3回募集登山) その2へ

【メンバー】荘司 戸田 今野 石川 祐子 畠山 牧之内 須藤 憲雄 小坂(会員10名)、一般参加者19名(うち一人は祓川散策)
【コースタイム】7:35祓川発 8:10/20賽の河原 8:45御田(おだ) 9:10/20康新道分岐 11:30/12:55七高山(石川さんは新山までピストン) 14:00氷の薬師(以下最後尾) 14:40 ?七ツ釜避難小屋前 15:30? 御田 16:33祓川

出発前祓川駐車場にて、全員集合 七高山山頂、全員登頂

 前日は雨で、一般参加者から「この雨でも行くんですか」や、「雨なら行かなくてもいいですか」という電話など3件あった。「明日は晴れます」と応えた。

 22日6:00集合、5:30頃すでに何人かいた。牧之内さんがリボンを用意してくれていた。こちらは名簿と領収書と地図を準備した。ただし、地図に着色するヒマはなかった。できればカラーコピーしたかったが、薄い黒インクのものだ。バスを借りるほど参加者がなく、10人乗りのレンタカーを借りた。さらに4台の車に分乗することにした。参加予定者は全員揃い、さらに飛び入り参加が1名あった。

 祓川着7:15、トイレを呼びかけた後で、簡単に開始の挨拶をする。点呼、コース説明があり、記念撮影の後で、一団となって歩き始めた。最初の難関は神社小屋上の雪渓だ。まだ調子が出ないうちの急登はつらい。急いでいて朝食抜きだった。シャツを一枚脱ぎ、おにぎり1個とゼリー1個を口にし、水は500mlのペットボトルがすぐ空いた。完全にバテバテだ。最後尾でよかった。体力のなさに加え、三日前に400ccの献血したのがバテた原因か。

ヒオウギアヤメ咲く竜ヶ原の木道を行く 神社上の雪渓 賽の河原上部の雪渓
七ツ釜避難小屋の下、登山道にも水 康新道分岐 康新道分岐を右へ

 賽の河原で10分ほど休憩し、御田をめざす。石川さん須藤さんが御田の急な雪渓にザイルを張る。私もその上に20mをセットしようとしたが、もうみんな登り切ってしまった。近くの茂みにザイル2本をデポした。集団を追いかけたが、康ケルンでも七ツ釜でも休まずに歩いたようで、康新道分岐でやっと休憩しているところに追いついた。でも、すぐに出発だ。

康新道にて 登りの途中、新山(右)が見える

 新道の見晴らしのいいところで山頂をバックに全員で記念写真を撮る。三脚が使えないので、カメラマンは写らない。出発時、参加者の女性が小用のため遅れる。こちらとしては待つしかない。そんなこともあり、本隊からやや遅れたが、体力差に応じて集団がややばらけたのが下から見える。戸田さんが、遅れた人の世話をしている。花の写真を撮りながらのんびり行くと会員のKさんに追いつく。「足が痙攣した」とのこと。稜線の風に体温を奪われ、血行障害になったようだ。30mも歩くと座り込む。上着をザックから取り出し、着ると調子がよくなったようだ。1時間遅れで山頂着。大勢の人がいる。牧之内さんから缶ビールを渡された。「こちらは秋田の〜さん。缶ビールを頂いた」とのこと。御礼を言う。記念写真の撮影も頼む。5,6台のシャッターを頼まれていた。

康新道からの双耳峰 扇子森方面 ピンク一面のイワカガミ、頂上直下
七高山北側から、山頂の神社小屋 新山の雪はかなり多い 七高山のにぎわい

 13時前に下山した。雪が多く、舎利坂から始まった雪渓は氷の薬師でもとぎれることなく、康新道分岐まで続いていた。参加者の一人が左の膝を痛めて、戸田さんがスプレーをしたり、タオルを巻いたりして世話してくれた。歩みはゆっくりでも仕方がない。会長の判断で、全員が祓川で待っているとのことだった。御田の雪渓では腰にザイルを巻き、後ろから引っ張るなどして何とか下りた。祓川着16:30過ぎ。
オツカレサマ。

舎利坂終点から雪渓がある 氷の薬師の節理も雪渓に埋まる 氷の薬師から山頂を見上げる

 祓川で会長が挨拶し、その場でお開きとなったが、参加者を乗せた車は出発点の市役所に戻った。前回の鉾立にも参加してくれた方が、3人いた。嬉しいことだ。

 今年の残雪は豊富です。登山道の至る所で雪解け水が飲めます。ただし、丈夫な胃腸の持ち主限定です。(今野記す)

その2へ

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送