07.11.24・25 初冬の東光山(592m)

【メンバー】今野単独

先週の11/19(月)から急に雪になった。吹雪いたりして、久しぶりのまとまった雪だ。車につもった雪をブラシで払い落とすことも久しぶりに経験した。
旧大内町との境にある東光山は本荘市内から手軽に行ける600m弱の山だが、その昔、是山(ぜざん)和尚が山籠もりの修行をした所でもある。毎年、9月1日には地元公民館主催の登山が行なわれ、是山和尚を偲んでいる。今年の5月20日に本荘山の会では市民募集登山を東光山で行なった。

「赤田の大仏」の標識を目指して進む。そこを越えると一本道。地図の左側、二タ又を北東側に進み、「92」から東に進む。

11月24日(土) 午後から部活があり、11:30には下山と決めていたが、いつものように出発が遅れ、登り始めたのは10:20。
  雪のために遅れ、結局、毘沙門堂で時間切れ。ウサギの足跡のジャンプの距離に驚いた。なだらかとはいえ、登りなのに登山靴で6〜7つ分、2mほどもある。

除雪された登山口とマイカー 東光山登山口の橋 保育園の畑にカカシ
元気な兎、登山靴二足分(60cm)強 一合目 賽の川原 二本の爪はカモシカ
四合目 薬師 毘沙門堂の隣にある小屋(半壊) 毘沙門堂

11月25日(日)3連休の最終日だけど、休みになったのはこの日だけだった。相変わらず、東光山に向う。昨日の足跡以外には人の足跡はない。ウサギとカモシカの足跡はある。
これまで藪がひどくて諦めていた仏洞山に初めて登った。分岐から10分足らずだったが、薔薇のようなトゲのある植物が痛い。鉈(なた)を持ってくればよかったと思う。仏洞山の山頂にはカモシカの足跡がくっきりあった。
八合目「黒森遙拝所」というからには背後の山が黒森山だろう。手前の広葉樹の枝が落ちて山の稜線がわかる。

足跡は昨日の自分のもののみ 賽の河原(昨日より雪は解けた) 四合目 薬師
六合目 干餅倉(ピンボケ) 仏洞山山頂 仏洞山の祠の中(フラッシュで)
黒森遙拝所付近から 黒森山だろう 東光山山頂の祠 ストックは必需品。でも先にゴムの玉を装着

「東光山登山」北打越(きたうてつ)公民館、長谷寺(ちょうこくじ)是山会主催の資料には次のように載っている。

なお、
@出てくる数字の足し算によると 1787+214=2001(年)の資料のようです。
A上の地形図にあるように、山頂は594mか。
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東光山
笹森丘陵のなだらかな稜線の一角に、その昔、赤田の名僧「閑居様」が開山したとされる霊峰「東光山」がある。

 北内越地区の東にそびえる東光山は古くから信仰の山として親しまれてきた歴史ある名山です。
 東光山をはじめとする五つの峰【傾山(かたがりやま)・黒森山(くりもりやま)・笹森山(ささもりやま)・東光山(とうこうざん)・仏洞山(ぶつどうさん)】は赤田の五峰山と呼ばれています。
東光山は、標高592.6mで、五峰山の中では2番目に高い山です。
東光山は、1787年(天明7年)今から214年前に閑居様(かんきょさま)(是山和尚様)が57歳の時に開かれた山です。(赤田の大仏は1786年に建立されました)。
東光山の頂上に祀(まつ)られている薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)は、病気を治し心身ともに健康にしてくれる仏様であります。

山頂からは赤田をはじめ北内越地区はもちろんのこと、本荘地域の街並、鳥海山、日本海などが一望できます。毎年9月1日には赤田地区の三十三観音の霊場巡礼が行なわれ、東光山にも多くの人が訪れます。出発地の赤田長谷寺(ちょうこくじ)には日本三大長谷観音のひとつといわれる赤田の大仏があります。

東光山一合目より簡単に説明いたします。

一合目 「賽の川原」賽とは神仏への礼参のことです。
二合目 「鳥居の台」鳥居がある。鳥居とは参道入口に建てた門。
三合目 「清水(しみず)源泉の滝」冷たくておいしい水が出ます。
四合目 「薬師」病気を治してくれる仏様がまつられております。
 ※四合目と五合目の間には閑居様が山籠(やまごもり)した場所があります。
五合目 「毘沙門堂」この中には、毘沙門様がまつられています。毘沙門天は財産を与えてくれる神様です。
六合目 「干餅倉(ほしもちぐら)」以前は大きな石が上の峰にありましたが、第二次世界大戦敗戦の年、上から落ちてきたものです。閑居様(是山和尚様)が世の中に何か大きな出来事が起ればこの石は崩れ落ちると予言しておりました。
 ※六合目と七合目のあたりは、一番きつい坂になって細かい石がたくさんあり、八丁坂と呼んでいます。「胸突八丁(むなつきはっちょう)」一番の難所です。
七合目 「佛洞山(ぶつどうさん)」 赤田五峰山の1つであり、遙拝所(ようはいしょ)でもあります。仏洞山の頂上ではありません。
八合目 「黒森遙拝(ようはい)所」 遙拝とは、遠くから拝むことです。黒森山も五峰山の一つです。
九合目 「拝水(おがみず)」左の方に入っていくと水の出る場所があります。東光山社殿建立の時に使われた水と考えられています。
十合目 「山頂」窪地になっていて、風雨をしのぐためにこのような地形に作られたものと思われます。社殿もあり、周りには数体の地蔵様があり、後ろには小さな祠(ほこら)があり、薬師如来(やくしにょらい)様が祀(まつ)られています。

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