葛根田川遡行 07.08.25〜26 1日目 2日目のページへ

【メンバー】石川 荘司 祐子 今野
【コースタイム】 25日 4:40由利本荘市役所発 7:20滝の上温泉駐車 7:50出発 8:10入渓 9:20~30大ベコ沢 10:20~11:10お函 13:20中ノ又沢出合 13:40~14:20葛根田大滝20m 滝ノ又沢出合 20m滝 8m滝 大場谷地(稜線) 17:28八瀬森山荘

 26日 6:30八瀬森山荘発 7:04関東森 8::30 道標(1283) 9:30明通沢源流 12:10赤い沢との出合 13:20コンクリート橋 14:10林道へのゲート 14:30地熱発電所前ゲート 14:50乗車 15:00~50入浴 16:20そば 19:05由利本荘着 

 2年前、葛根田の滝の上(うえ)温泉から大白森を経て八瀬森山荘泊で、車に戻たことがあった石川、祐子 さんは以前の様子を教えてくれる。

25日、中の又沢出合ではタープのそばの男が一人、こちらを見ている。20mの滝壺の下では会長だけが釣れた。エサの「ブドウ虫」か仕掛けか腕か。結局、会長が尺岩魚2匹を含む7匹、石川さんが1匹を釣った。私は毛針を振ったが、当りもなしだった。動かし方の問題だろうか。傷んだ毛針だけの、ときどき鮎釣りの22年目の腕ではダメ。
大滝上流の20m滝では左の巻道がしっかりしていて不安はなかった。

入渓してすぐ。もう会長は先へ 右手のベコ沢6mのナメ滝 難しいへつり
お函、なんとか歩ける お函は9:30〜10:30のほぼ一時間 大石沢出合付近のカマド跡
中ノ又をトラバース 会長、尺イワナを釣り上げてご満悦 尺岩魚もある

その後の8m滝がショッパイものだった。
祐子さんは前回、ノーザイルで登ったとのことだったが、ここは手強い。
トップの荘司会長がザックを背負ったまま、ザイルなしで登り、3人をザイルで引き上げてくれた。脱帽。 

ちょっと藪を漕いで、稜線の大場谷地に出た。そこから山荘までは10分足らずなのだが、オオシラビソに隠れた山荘を捜すのは大変だった。変な標識があらぬ方向に導いてくれ、間違いに気がついて戻ったりしながら、50分かかり、やっと山荘に到着。先客が二人いた。盛岡の人らしかった。
滝の上温泉から尾根伝いにたどり着いたとのこと。翌朝は曲崎山を経て滝の上温泉とのこと。

葛根田大滝 大滝、滝ノ又沢を越えて 20m滝は左を巻く
8mの最後の滝 空身で様子見 ザイルにつかまる(結局ザックを背負って登る)

山荘の近くを冷たい水が流れている。いい山小屋だ。布団も数人分ある。1961年の秋田国体で縦走コースになり、小屋が建てられたと荘司会長が教えてくれた。
石川さんが飯盒で米を炊き、野菜を刻み、豚肉でカレーを作ってくれる。私は火をおこし、笹で串をつくり、岩魚を焼く。オオシラビソの倒木の葉が茶色に乾き、ライターで一発点火に成功。薪(まき)集めには石川さんの折りたたみノコギリが威力を発揮した。岩魚が焼き上がる頃にはみんなカレーも終わり、お休みモードになっていたが、なんとか一人1匹ずつ食べる。旨い。盛岡の二人にも勧めたが、一人しか食べなかった。ゴミを燃やすべく外に少し出ていて、戻ってみるともうみんな寝ている。私も疲れたため、あまりアルコールも進まず、そっと二階に上がり、寝る。

稜線(大場谷地)に着いて休憩 夕暮れ、小屋の前で焚き火

トイレは2階にある。誰か用をたした。でも、私は確認しないままだった。     (今野記す)

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