祓川泊鳥海山(七高山)08.02.10〜11   山行粗描のページへ

【メンバー】今野 児玉 さとし(新入会員) 

【タイム】 10日 8:30矢島スキー場発
 9:10スキー場上  11:12駒の王子 
 13:50善神沼 14:50湯ノ沢(猿倉)分岐
 15:40祓川ヒュッテ

 11日 5:45祓川発 7:40七ツ釜避難小屋
11:10七高山(9:20児玉、10:20さとし)
11:43山頂発 12:16七ツ釜避難小屋
12:35祓川ヒュッテ 13:33同発
14:52駒の王子
16:00矢島スキー場




右の写真は11日午前10時前山頂手前で
さとしさんが撮影
2月12日の秋田魁新報に掲載されたもの。

10日 3連休の初日は都合が悪く、10日に祓川に向った。同行してくれるのは体力バリバリの児玉さん、横手のさとしさんのお二人。はじめは静かな雪山の雰囲気だったが、突然現れたスノーモービルの爆音が鳴りやまず、まいった。30台ほど。コースはずたずたになって歩きにくい。児玉さんはそれでも、モービルのトレースを歩くことを拒み、路肩を黙々とラッセルする。

途中、ヘアピンカーブの前で、弱層テストをしてみたら、深さ40cmほどのところでスパッと切れた。モービルのトレースは車道に向ったが、我々は旧道の尾根道を上がることにした。これが大変で、40分ほどロスしてしまった。

祓川ヒュッテまでスノーモービルのトレースがあり、内部は雪だらけだ。どうやら彼らが休憩している様子だった。その上、デポしておいた灯油が減っている!石油ストーブに残った量を考えると消費量は1L程度のようだが、こんなことは初めてだ。

まず、スルメをあぶってビール。夕食はキリタンポ鍋、ギョウザ、焼肉。ビールと米焼酎で宴会気分のまま、19:30就寝。

心うきうき山は晴れ スノーモービル隊出現 小枝を踏みつぶすトレース(怒)
傷ついた樹皮 駒の王子の杉 ブナの樹皮,西側にはコケも生えない
弱層ハンドテストby児玉 きれいな輪切り(ヤバイ?) 祓川手前、積雪3m(さとしさんのニコンで撮影)
雪だらけ、ヒュッテ内部 居間も雪がいっぱい 記名(ボカシ)しても減っていた灯油(10Lタンク)

11日 4:00起床。うどんを食べて、出発した。明けの明星が光る。その上にあるのも、惑星だろう。賽の河原の手前当りで、遅れる私を待ってくれたが、その後はどんどん児玉さんが先行する。七ツ釜避難小屋にも寄らず、ぐんぐん進む。ややクラストした雪面に手こずるが、ルートを選べば何とかなる。とうとう山頂まで雪面を歩き、アイゼンの出番はなかった。児玉さんとさとしさんを1時間半も待たせてしまった。
下山のスキーも圧倒的に児玉さんが速く、我々がヒュッテについた頃はすでに後片づけが終わっていた。畳を上げて、掃き掃除後、出発。モービルのトレースにだまされて、やや遠回りをしてしまった。営林署の小屋がある三叉路からはシールを着けて、30mを登る。今まではなんとかそのままでごまかしてきたところだった。
今日は一度も転ばないで滑ってきたのに、矢島スキー場で気楽にテレマークターンをしていると、エッジが引っかかり転んでしまった。
二人はあっという間に下まで滑っていくが、足の疲れを自覚して、パラレルでゆっくり下りた。

ヘッドランプで出発 明るくなってきた 山頂が赤い
先行する児玉さん 七ツ釜避難小屋,雪の突起物となる 山頂で記念写真(さとしさんのニコンで撮影)
七高山頂からの外輪山 七高山頂からの新山 七高山頂からの稲倉岳
児玉さん滑走 シュプール(さとしさん撮影) 山頂とシュプール

年々体力の衰えを感じるが、今回も児玉さんのラッセルに助けられた。感謝。
なお、別れ際、さとしさんから入会金千円を頂いた。
11月の児玉さん以来、若手を中心にこれで4人の新入会員を迎えたことになる。(^^)/ (今野記す)

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