鳥海山百宅口山開き 09.06.21 

【メンバー】荘司 今野 憲雄 牧之内 小野寺 多賀谷 茜 (那須)

【タイム】 6:15由利JA 7:15大清水 8:33出発 9:11大倉の滝 11:02唐獅子平 13:11〜43山頂(外輪) 14:25唐獅子平 15:42大倉 16:11大清水

 6月の例会で百宅口山開きの話があった。鳥海山岳会と交流を深めるのもいいなぁということで山の会の中で参加を呼びかけたら6人が参加することになった。憲雄・牧之内のお二人はその前に参加申し込みが終わっていた。
 朝起きてみると、前日の予報通り小雨だ。由利町の滝沢橋手前、黒沢踏切を越えたJAで6時に待ち合わせをした。一人、工業団地のJAに行ったが、携帯電話で連絡が出来るのはありがたい。多賀谷さんのハリアーに5人がまとまって百宅に向かう。1時間程度で大清水に到着した。秋田市の矢留山岳会のHさんとMさんがいた。受付に千円払うのだが、新人の茜さんから立て替えてもらう。山開きの神事は小雨のため、テントの中で行われた。途中で那須さんが現れた。 

 歩き始めはゆっくりで、かえって歩きにくい、雨はすぐに上がり、暑くなってきた。雨具を脱いだが、下はタイツに雨具という恰好だったから、脱いだらタイツのみという姿になった。暑いので、そのまま歩く。唐獅子平11時がタイムリミットという設定だったが、11分オーバーしてしまった。バテバテ。結局山頂も11分遅れで何とか到着。暑くなったせいか、唐獅子平でリタイヤする人が多かった。牧之内さんが車に乗せてきた女性3人は11:30着でそこで終了となったとのことで、そこから一人で登ってきた。山頂着の時間はほぼ同じで、さすが歩き慣れている。

小雨の大清水駐車場、山頂は見えない 同行した女性カメラマン
トップ、鳥海山岳会の三浦さんの前に荘司会長 唐獅子平はガスの中、小屋がかすむ

 山頂では鳥海山岳会の真坂さんが「佐渡島が見える」と指さしていたが、かすんでいてよく分からなかった。
 下山時には雪渓を行く。滑るので速い。ビニール袋などを敷いて尻滑りをする人も目に付いた。那須さんから袋を借りて私も滑ってみた。途中タケノコ(笹の)採りに精を出しては見たが、収穫は少しだけだった。大清水にも予定の16時をオーバーしてしまった。小屋の水場で頂いたトマトがうまい。麦茶には塩を入れてもらう、これまた大変うまい。登頂証明書をいただき、帰路は那須さんの車に乗り換える。

遅れて小屋を発つ人たち S字雪渓を行く
百宅口山頂のケルン 本荘山の会+1?
鳥海山岳会の旗の下に全員集合
雪渓に出る 楽しい尻滑りのNさん
唐獅子平から見るS字雪渓 下山途中、法体の滝を10倍ズームで撮ってトリミング
大清水避難小屋、到着。冷えたトマトと麦茶のサービスが有り難い 07.06.23撮影

前回、林道途中で、「人切場」という石碑を見つけて気になっていたので、別れ際に鳥海山岳会真坂さんに尋ねると「戊辰戦争のときに、秋田藩と矢島藩が庄内藩との戦いの前に、士気を高めるために、負けたらこうなるのだと連れてきた3人の罪人を斬った場所だ」との説明だった。

 石碑を見つけるべく周囲を注視していたが、見つけられなかった。草が伸びたせいか。 ともあれ、鳥海山岳会の皆さんのお陰で楽しい登山だった。感謝。(今野記す)

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送