鳥海山猿倉口2010.12.29〜30             山行粗描のページ(テンの画像も)へ

【メンバー】今野 児玉 多賀谷
【コースタイム】9:07フォレスタ鳥海発 10:50奥山牧場 11:50堰口 14:10お花園(児玉さん先へ) 15:20二六小屋付近 15:50鴬川の橋 17:05第二駐車場 17:30祓川ヒュッテ(これまでで一番遅い)
30日 11:10祓川ヒュッテ発 11:45橋を過ぎたトラバース地点 12:30堰口 13:20フォレスタ鳥海

【29日】天気予報では荒れる予定だった。祓川で忘年会の気分で出かけたが、ここ1ヶ月以上ろくな運動をしていないばかりか、今シーズンスキーを履くのが初めてということもあり、やけに疲れる。3人から遅れること数百メートルということを繰り返し、何度も待たせてしまった。なお、寒さで電池が動かなくなり、小屋に入るまで画像なし。

出発前、多賀谷 児玉

お花園まで待ってもらうことを繰り返し、そこから児玉さんが祓川まで先行した。鴬川の手前のトラバース地点はこのコースの難所だが、スキーなら歩くのは簡単なことだ。三叉路の手前で児玉さんのトレースは急斜面を登っている。バテ気味だったのがペースまで狂ってしまった。16時前に薄暗くなったのでヘッドランプを頭に着けた。急斜面でライトが急激に暗くなってきた。まだ明るい内にと電池交換をはじめたが、グローブから滑って雪の上に落ちた。単4のエネループで、白い電池だ。見づらくて焦ったが、何とか雪の中に埋もれた白い電池を発見した。先行した多賀谷さんが待ってくれた。薄暗くなりかけたので、一緒の行動でないとお互いに不安になる。多賀谷さんがGPSを見ながらルートを示してくれる。第2駐車場の案内板(ブルーシートで覆われている)が判り、ほぼルートが分かった。児玉さんから無線の呼びかけがあり、現在地を告げた。吹雪の中、第一駐車場のトイレが見えたので、経験上分かる方向に進むとヒュッテのシルエットが見えた。祓川ヒュッテにはこれまでで、一番遅い到着となった。だるまストーブの調子が悪く、反射ストーブ1台では寒く、下浜の○釜さんがデポして「ご自由にお使い下さい」と書かれていた反射ストーブも借りた。灯油は児玉さんがデポしていたものを使う。

ハーブに漬け込んだトリの薫製を捌く多賀谷さん タコ糸で縛っている

多賀谷さんは宴会用にトリの薫製と由利正宗のにごり酒カップを提供してくれた。それで乾杯となった。児玉さんの芋焼酎「紅一刻」もうまい。こちらが提供したのはプレミアムモルツ2本と黒糖焼酎レントだが、レントは飲みきれず次回までのデポ品となった。児玉さんがオカリナを吹き、多賀谷さんがハーモニカを奏で、山の歌を大声で歌う。いつものことながら、貸しきりで気兼ねはいらない。キリタンポ鍋が片づく頃には児玉さんが寝てしまった。22:30我々もシュラフにはいる。

【30日】時計を見たら8時過ぎだ。窓の外は案に相違していい天気だ。山頂の写真を窓越しに撮るが、児玉さんは二日酔いで「登れない」。うどんの後で、昨夜作り損なった餃子を焼いて、余った鶏肉をフライパンで炒めて、残った食材を腹に片づける。グズグズしていたため、出発は11:10となってしまった。外に出たら、山頂が曇ってきた。第2駐車場前の斜面で止まってしまい、長く歩くハメになったりしたが、総じて滑る距離が短く、歩く距離が長いと感じた。フォレスタ鳥海までタップリ2時間かかってしまったのは予想外のことだった。14時までのレストランで野菜カレー(1050円)を食べ、駐車料金代わりの入浴券で風呂に入る。
会長から電話があり、西目で獲れたハタハタをどっさりもらって3人がそれぞれ帰路についた。       (今野記す)

8:24 窓越しの山頂
11:07 外に出たら山頂は雲に隠れそう
稲倉岳 小屋の隣のダケカンバ
ヒュッテ前は1.8mの積雪 児玉さんとヒュッテ
この日一番の展望に息をのむ
上よりやや左側(色補正をしてみた) 鴬川の橋(標高1030mほど)の直前で山頂を振り返る




おまけ
会長に貸していた岳人12月号が戻ってきた。その中にあったニクワックスなるものを試そうと23日に注文した。

注文していたニクワックスが28日9時に届いたので、古くなったゴアテックスの雨具や手袋・帽子など思いつくものをプラスチックの箱に入れて洗い、次にワックスをしみ込ませ、乾燥・アイロンがけを行った。絞らずにハンガーに掛けたら間に合いそうになく、結局、洗濯機で絞った。その吊りバンド付きのズボンを翌日はく。

ニクワックス テックウォッシュでまず汚れを落とし、濡れた状態のままwash-inでワックスをしみ込ませ、乾かす

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