遭難騒ぎin鳥海山祓川 10.02.01(月)

【メンバー】(山スキー)荘司 今野 祐子 児玉 小野寺 (中村:本荘高山岳部OB会長)、(ワカン/スノーシュー)戸田 石川 、鳥海山岳会2名・矢島山岳会1名(ワカン)
       雪上車2台、スノーモービル4台

 前日の晩、21:20頃石川さんから電話だ。「祓川から登った人が無線で救助要請をしている。明日6時フォレスタ鳥海に集合できるか?」というモノだった。幸い2月からは3年生の授業がなくなり、時間割は動かしやすくなる。教科内の仲間には迷惑をかけるが、遭難対策部に登録しているので、出かけないわけにはいかないと思い、教頭に電話し、授業を他の人にお願いしたい、と伝えた。

 道は雪がなく、20分も早く着いてしまった。横手から児玉さん、秋田から小野寺さんも駆けつけてくれた。警察と消防署・市役所職員などが駆けつけ、総勢40名にはなっただろう。滅多にない冬山の遭難騒ぎであったが、無線で救助を要請した若者(21歳)はスコップとツェルトを持っていて、無線機が繋がっていて、県警のヘリとも、連絡が取れたので、およその位置が分かり、スノーモービル隊がすぐ見つけてしまった(9:10頃)。
 我々は雪上車で見返り坂の下まで運ばれたが、何もしないうちに作業が終わってしまったので、すぐにスキーで下ることにした。荘司会長たちは「にろく小屋」でくつろいだようだが、4時間目の授業に間に合わせるべく急いだ。

今回の反省点。
スキーだけではなく、ワカンも担いで行動すべきだった。無線機を持ってきていたのは児玉さんと私だけ。圧倒的に足りない。日常的にザイルワークの練習をしておかないと、いざというときに焦るだろう。

なお、今回の若者は警察に登山届けを出し、山岳保険に入り、無線機やスコップ、ツェルト、固形燃料を持つなど装備もしっかりしていたのは立派だった。
2月6日の秋田魁新聞に載った荘司会長の談話のように、どこかの山岳会に入り、冬山を学ぶ必要があるだろう。さらに、GPSを使いこなせればなお安心だ。 (今野記す)

小野寺さんと児玉さん 26人で建てたから「にろく小屋」と命名されたとか

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