鳥海山百宅口(由佳さんと登る)10.05.30   山行粗描へ(「人切場」の石碑と解説も)

【メンバー】(スキー)荘司 今野 児玉 多賀谷 菊地 (徒歩)石川 祐子 豊島 阿部 尾留川 &(会友)由佳 昌雄 の12人+牧之内さん(七高山で合流)
【コースタイム】08:15大清水発 09:45/09:58タッチラ坂 10:50/11:07唐獅子平避難小屋 外輪山12:30〜13:30七高山山頂 13:50/14:20唐獅子平 15:15/30大清水避難小屋

前日、由利本荘市総合体育館で行われた体育指導者講習会で講演を行った由佳さんを安楽温泉に招待して「K2その後」と題するお話をしてもらった。
翌日、一緒に鳥海山に登ることになったので、メールで会員・会友に呼びかけてくれ、と荘司会長から頼まれ、「スキーも出来ます、一緒に登りませんか」とメールを送る。
結局、スキー5人、徒歩7人の計12人という大パーティとなった。

大倉の滝の手前から400mほど雪が消えていたが、その他はだいたい雪が繋がっていた。さすがに由佳さんは早いピッチでどんどん登っていく。児玉さんがタッチラ坂を過ぎた辺りから別行動になった。一部雪が消えてしまっている唐獅子平を巻いて登っているとのことだったが、しばらく登ってから児玉さんを無線機で呼んでみると「外輪から唐獅子平まで1本滑り、また登り返しているところ」とのことで、全く脱帽の他はない。百宅口の山頂、虫穴岩に向かって登っているのが見えた。

集団に遅れること40分程度でやっと山頂に着く。山頂には牧之内さんがいて、ラーメンを作りふるまってくれる。石川さんもラーメンを作っている。ビールや漬け物を頂く。由佳さんからは長崎カステラを頂く。こちらのお返しがなく、いささか申し訳ない。石川さんのラーメンは登り始めに見つけたという「ユキノシタ」なる茸入りだ。ナメコとモダツ(ならたけ)の中間のような茸だったが、おいしく頂いた。暑かったせいもあり、山頂まで手袋なし。
来週の全県総体の下見に来ていた秋田北高校の後輩たちが姿を見せて、由佳さんは山頂で激励していた。大いに励みになったことだろう。

下りでは唐獅子平の岩と一緒に8人で記念写真を撮る。スキー組と合流し、雪渓を拾いながら降りていくと、やや複雑ながら、スキーを履いたままのヤブ漕ぎが少しあるだけで、なんと小屋の前まで降りることが出来た。例によって水を汲んで車に乗る。途中、「人切場」という石碑を見つけ、車をとめる。戊辰戦争で庄内藩と矢島藩が戦う前に、罪人を連れて行き、そこで切り捨てた場所とのことだ。いくさを前にし、怯んだりすればこんな最期が待っているのだ、死にものぐるいで戦うしかないと士気を高めた、ということを昨年聞いた。(今野記す)

スッキリと晴れ渡る大清水(おおしず) 登り始めると雪
「大倉の滝」手前でムラサキヤシオツツジ 休憩直後の歩き始め
石川さんが短いスキーを履いてみた 唐獅子平には雪がない
雪渓が繋がっているかが問題だ 唐獅子平避難小屋を振り返って
由佳さん!カステラご馳走様 七高山での集合写真、12人+牧之内さん
キノコ(ユキノシタ?)発見 新緑の中の下山
水が豊富な小屋 鳥海荘で入浴後、由佳さんと従業員
残照の鳥海山〜鳥海荘から(電線が邪魔)

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