高校総体登山競技in鳥海山(丸森 康新道 猿倉) 10.06.05〜08

【メンバー】生徒105人,引率28人,審査員12人(含む 荘司 利正 今野 那須 壮 )

1991年の台風19号(通称 リンゴ台風)の際、倒木が登山道をふさぎ、以来25年間封鎖されていたコースだったが、秋田市内の高校の荻原さんが復活を狙い、設定した。
このコースを再開するために、関係機関に刈払いの許可を求めたら、新たなルートではないから問題はないとのことであったそうだ。鳥海山火山基本図にも載っている。昨年11月に土砂降りの中を会員5人でルート確認のために、祓川から丸森経由で中島台林道に降りた。GPSの電源を入れないでいたため、ルートの詳細は不明のままだったが、その後、偵察を行った荻原さんからGPSデーターをもらい、刈払いのルートが特定できていた。矢島山岳会のKさんと私の二人で5月22日に現地を確認した。所用のため、午前中で切り上げ、翌日も刈払い作業のつもりだったが、22日中に高体連中央支部がカラ滝〜丸森の刈払いを終えてしまっていた。翌日、5月23日に石川さんと出かけて、すでに刈払いが完了していることを確認した。

大会当日の6月5日朝、児玉さんから行方不明者の捜索の連絡があり、大会初日の作業を諦め、捜索に協力する。
1日目の捜索参加会員 荘司 石川 祐子、児玉 多賀谷、今野 勝雄 牧之内の8人。
2日目、石川 祐子 勝雄 牧之内の4人。荘司会長の的確な指示により、ヘリが赤崩沢下部にて遭難者を無事発見。

〜〜〜以下は「山へ行こう!」からコピー&ペースト)〜〜〜 しょうすけ様に感謝 m(_ _)m   (今野記す)

第56回秋田県高等学校総合体育大会登山競技大会

大会のコース・日程
1日目:6月5日(土)晴れ
開会式(にかほ市象潟体育館)〜移動〜奈曽川河川敷公園→横岡→七曲→上の山放牧場→獅子ヶ鼻湿原→中島台キャンプ場
2日目:6月6日(日)晴れ
中島台キャンプ場→丸森→カラ滝→烏形雪渓→七ツ釜→祓川キャンプ場
3日目:6月7日(月)晴れ
祓川キャンプ場→七ツ釜→(康新道)→七高山→七ツ釜→(猿倉コース)→堰口→板平発電所→オコジョランドキャンプ場
4日目:6月8日(火)晴れ
オコジョランドキャンプ
場〜移動〜審査講評・閉会式(紫水館)

1日目から3日目の3日間の全競技日程の中で約40kmの水平距離を歩く。1日目と2日目はメインザックで、3日目はサブザックでの行動。役員28人、審査委員12人で大会の競技を運営した。参加した選手は男子94名女子11名、31パーティであった。

捜索隊3班、祓川ヒュッテを出発 3班、カラ滝上部の烏型雪渓を登る
ヘリも交代(2台目) イワヒゲの滝を捜索、会長が降りる
今野・石川の2名で会長を引っ張る(多賀谷さん撮影) 雪渓の向こう側で見守る(多賀谷さん撮影)

翌日6日は高校総体に合流した。荘司会長の指示で百宅の赤崩沢に向かったヘリが、間もなく遭難者を発見。5日目だったが、生きていて良かった。

丸森から鳥海山を望む 丸森を振り返る
遊歩道からカラ滝への分岐に設置された案内標識(右上の拡大) 夕暮れの祓川ヒュッテから

大会3日目(6月7日)

4:20朝日に映える祓川ヒュッテと鳥海山 タテ溝深く、黄砂で汚れた七合目、御田(おだ)の雪渓
かろうじて繋がっている雪渓 外輪山山頂で憩う山岳部員

大会4日目(6月8日)

読図担当の利正さん インターハイ代表の男子2パーティ、女子1パーティが恒例の決意表明

男子は大曲Aが1位、秋田Aが2位、女子は大曲Aが1位でインターハイの出場権を獲得した。

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