連瀬沢左股(不帰沢) 10.07.19 その1 今日も朝からご機嫌のページへ  その2へ(会長・多賀谷さん・広造さんの写真)

【メンバー】荘司 今野 祐子 広造 多賀谷 栗谷(6名)

【コースタイム】05:30由利本荘市役所発 07:30/07:47こめつが山荘 08:20下降地点発 09:00連瀬沢着 09:43/10:02二又 10:38大滝(920m地点、左岸の高巻) 11:41/12:00二段大滝 12:05/12:40 3つ目の大滝前で昼食 12:40/50 3つ目の大滝クリア 12:55 広く斜めの直登できる滝(後半滑る) 13:30泥壁の滝5m(左を巻ける) 13:45/14:00沢終了(西の又登山道) 14:24山人平(ヒバクラ〜森吉山と西の又の分岐、「山人平」は地形図に記載なし。木道にぶつかる)14:53/15:00森吉山頂 15:25避難小屋 16:03/16:09一の腰 16:55/17:10こめつが山荘(阿仁前田で入浴&ラーメン)本荘着20:45

広造さんの計画の参加者は栗谷さんと3人だけと思って地図を3枚作成したが、市役所に行くと栗谷さんのほか、会長・多賀谷さんの西目組と祐子さんもいる。結局6人で、多賀谷さんの車と私(今野)の車に3人ずつに別れて乗る。大内から高速にあがり、五城目で下りたが、ETCでは片道200円だった。7:30こめつが山荘着。 ドロップ地点から連瀬沢まで40分。あまりの暑さに、途中で沢の水を飲み、他のメンバーから5分以上遅れた。連瀬沢にたどり着いても、時間記録用のシャッターを忘れて、沢の水をがぶがぶ飲む。会長だけが竿を出す。彼が速いのは竿を出す都合によるものだと分かっていても、やけに速い。「ついていくので、必死だった」と広造さんがあとで話していたが、イワナ釣りと分かっているので、私はマイペースでゆっくりシンガリを行く。人間の気配を悟られたらイワナは釣れない。離れて歩き、遅れて釣り場に着くのも釣らない者の配慮といえる。

こめつが山荘出発前 ゴーロ帯を行く、先頭は竿を伸ばしたまま
20cmのイワナ 二又で記念写真(会長はイワナを握ったがタイマーに間に合わず)

二又を過ぎ、左の不帰沢に入る。920m地点で10mの大滝が出てきた。登れなく、右(左岸)のルンゼから巻く。この滝の上部も斜めの滝が連続していて、高く巻いてもまだまだ滝が続く。なんかヘンだなと感じて、下って沢に近づいてみると、上部の滝は傾いていて、そのまま登れる滝だった。すでにみんなはラクに下りて、「オ〜イ」と呼んでいる。斜めになった滝の途中に下りたが、無駄なことをしたと気づき、いささか恥ずかしい。

二又の渕で諦めない会長を置き去りに歩き出す 樋状の流れ
魚道ならぬ歩道付きの滝 気楽に登れる滝
少しだけナメになる 10:38登れない滝(右のルンゼを巻く)
その上、ナメの滝を登る 11:22 レンズが濡れた
左側から突破(レンズが濡れている) 同じ

その後、核心部の2段大滝では下の10mをロープなしで登る。上の10mは昨年も、これまでの記録でも、直登してはいなかったが、途中に誰かが打ち込んでいたハーケンにカラビナをかけた栗谷さんが空身で登ってしまった。その後、広造さん持参の20mロープを会長が投げた。上で確保してくれる栗谷さんの肩がらみのお陰で後続はそのロープを頼りに直登できた。なお、栗谷さんのザックは誰も持ち上げる余裕がなく、ロープで引き上げられた。カラビナはラスト(今野)が回収した。阿仁前田で入浴した際に聞いたところでは、栗谷さんの一眼レフが濡れて壊れてしまったとのことで、申し訳ない。

昼食前に二段大滝に到着 とりあえず、下は登れる
会長は登り終え(右上の赤いヘルメット)、後も続く その上の滝は無理と思われたが、栗谷さんが空身で突破
広造さんの次はザックの回収 会長を引き上げる(肩がらみ)

越えると、すぐに10mの滝が現れた。そこで昼食休憩とする。多賀谷さんが大きなザックから鍋とガスを出す。なんと素麺まで出てきた。揖保の糸を6人で頂く。ザルの代わりが、タモ網というのが多賀谷さんの柔らかい発想で、薬味のねぎ・生姜まであり、沢で味わう素麺は格別にうまい。さらに、この日のイワナ3匹が入ったみそ汁(ネギ入り)が冷えた身体に効く。多賀谷さんと会長に感謝する。
昼食後の滝は会長がFix(固定)したロープを頼らずとも、水際にホールドがあり、滝の左側を直登できた。

昼食後、会長に続く栗谷さん(ロープ不使用) ロープをハーネスに固定する多賀谷さん
またもナメ、左右から薮が迫ってくる ラクそうに見えて意外に滑る斜め滝
稜線手前で泥壁の5m滝が現れただけ、これはすぐ左から巻ける。 いよいよ沢の最後、薮がかぶさってくる

この後は目立った滝がなく、すんなり西の又登山道に出るが、それ自体が薮におおわれている。山人平の木道に出てやっと左右の笹薮から解放されてホッとした。
一の腰経由で下り、途中から昔のスキー場に出る。こめつが山荘前で、道が分からなくなったが、その手前、5分ほどの所だった。ヤレヤレ。 (今野記す)

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