焼石岳胆沢川支流小岩沢 2010.08.08  山行粗描へ  今日も朝からご機嫌へ

【メンバー】広造、児玉、多賀谷、栗谷
5時由利本荘市役所出発、7時ころ大森トンネルの手前で横手組(児玉、栗谷)と合流。
1台を東成瀬3合目登山口にデポ、もう1台を大岩橋(小岩橋でなく)にデポ。

7時40分ころ、小岩沢入渓。すぐに花崗岩の明るいゴルジュ帯になり、いい感じ。今日は楽しい沢山行が期待できそう。
まもなく風窪沢が左に分けると、5mの乾いた快適な滝、2m小滝を登る。
続いてゴルジュ帯の中に深い釜をもつ3m、3mの2段滝が現れる。
過去の報告では左岸を高巻いているようだが、今回は泳ぎも交えて中央突破。
07:26 07:37 07:51
07:58 08:05 09:12
その後は長いゴーロの中に時々小滝が現れるというやや平凡な沢の様相になってきたが、お天気も良く明るく開けた沢なので気持ちがいい。
その後、地図に記載のある8m滝が現れる。

右岸は中断までは登れそうだったが上部は立っている上、のっぺりでダメそう。
左岸は傾斜は落ちるものの、逆層でもろく水苔で滑ってこれもダメ。
栗谷さん、児玉さんが交代であれこれせめてみるが難しく、最後、栗谷さんが右岸のもろい小ルンゼ状岩場から何にもないづるづる滑る草付きをトラバースして滝の上に出た。後続は栗谷さんのビレーで左岸の最短距離の部分を巻き気味に直登。栗谷さんの頑張りに感謝。後で他のパーティの報告(秋)を見ると右岸の水際を直登しているようなので、渇水期ならそういうコース取りも可能なのだろう。
その後は6m、3m2段滝で皆さん、シャワークライムを楽しむ。チョー気持ちいいー。
10:28 休憩タイム 10:38 10:41
10:41 10:51 10:52
そして現れました、20mの見事な大滝。地図上の2つ目の滝マークだ。下半分はハングてるので直登はただちに却下。それししても形のいい見事な滝だった。
大滝は右岸のルンゼ状枝沢を詰めていると自然の滝の上に出た。
ここで12時ちょっと前だったので昼食のため大休止。例によって多賀谷さんがソーメンを茹でてくれました。
また栗谷さんからはなんと珍しいマンゴーときゅうりの辛子漬けまでいただきました。

10:52 11:00 20mハングの大滝

どちらも大変美味しかったです。大変ごちそうになりました。(ここだけ「です・ます」表現)

その後が源流を思わせるゆるやかな小川状の流れになったが、にわか雨が降り出し、遠くで雷鳴もなってきたのでちょっとあせる。
その後、山頂が望めるカール状の気持ちのいい草原に出た。もう少し早い時期に来ていればさぞすばらしいお花畑が楽しめたことだろう。
急にケモノ臭い匂いがしてきて西焼石岳方面に踏み跡のようなものが、おそらくクマさんのケモノ道と思われる。
いよいよ最後の頑張りに突撃。結構密な笹薮を突破すると、今度は屈強な潅木帯のエアロ薮こぎ、最後は岩塊帯を登りつ詰めて、待望の焼石岳山頂に立ったの15時15分ころ。約7時間30分の戦いだった、いつのまにかお天気もよくなり、山頂からの展望も楽しめた。
15:05 15:06 15:14
あとは花の名前を当てながら、おのおの沢で痛めた足腰をいたわりつつのんびりの下山。
登山口駐車場についたのは19時45分頃。12時間の行動だった。
小岩沢はちょっと大変だったが面白かった。2〜3年後にまた訪れてもいいなと思った。(広造記す)

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