【メンバー】伸逸(リーダー) 今野 児玉 工藤
前の晩、児玉さんから「蕨岡口に誘われた。明日朝5時市役所集合」というメールがあった。地図には名前があるが、距離が長い古い登山道である。気にはなっていたがいい機会でもある。カシミールで地図を印刷して参加した。5時前には土砂降りとなる。参加者は4人となった。
児玉車を湯の台口の駐車場にデポし、伸逸車で登山口に向かう。「岳の腰林道」の標識が見えたが間もなく進めないほど荒れてきた。仕方なくバックで戻り、標識の近くで駐車する。草むらの中にある標識の続きを見たら「岳の腰林道終点」となっていた。納得。雨はあがった。
ときどきカメラを出すので、遅れてしまう。アスファルトの残骸もある林道が続くが、途中の右手に「登山道」という立派な標識がある。さて、先行する3人はどちらを進んだのだろう。とりあえず、標識通りに進んでみると200mほどで薮になった。微かにルートが分かるが、やがてそのルートも消えてしまう。彼らがこっちに来なかったのは確実となり、引き返すことにした。合流してアスファルトの残骸が残る林道を進むと間もなく道は途切れた。伸逸さんがGPSで確認し、標識が示す道に戻る。ルートが薮に消えてしまうと、GPSを頼りに「もっと右」などの指示に従い進む。途中で小さい風穴を見つけた。天然クーラーだ。
左、「岳の腰林道終点」の「終点」が薮の中 | 出発前 | 大きなミズバショウ |
名前不明、小さな花 | アスファルトの残骸 | 右手に「登山道」、近づくと下に「横道」の表示 |
少し登ると、猛禽保護センターからの道と合流した。鳳来山頂の西100mほどの地点だ。八丁坂手前の見晴らしのいい岩の窪みにオタマジャクシがたくさんいた。逆光で見づらいが、動画を撮り、後で再生するとボウフラも蠢いている。これはエサになるのかな。
風穴 | T字路の標識 | 鳥獣保護センター方向 |
赤土の池 | 蕨岡方向 | 鳳来山の上のT字路 |
滝の小屋直前でフレームだけの橋があり、一人は沢に降りて跨いで越えたが、面倒なのでそのまま歩いた。どの高さになると怖くなるものか個人差が面白い。
湯の台温泉「鳥海山荘」はH14年に建て替えられて、入浴料も500円となっていた。
タニギキョウ(のようだ。葉が円形で鋸歯あり) | モタツ(みそ汁で頂く) | 祠 |
ミヤマキンバイ | 同アップ | アカモノ |
オタマジャクシの岩 | オタマジャクシ | 祠 |
川原宿(じゅく)方向 | その右 | 滝の小屋、フレームだけの怖い橋 |
ニッコウキスゲ | 滝の小屋 | 前の画像、右下のアップ |
駐車場から山頂が見えた | カモシカの由来は「カモ」という織物から? |
伸逸さんの案内で入った店で蕨岡のおいしいラーメンを堪能した。3人は「ばんば鳥ラーメン」700円を頼んだが、私は普通の中華そば(量は4段階の下から2番目)580円。ふと、お婆さん=ばば=ばんば(秋田弁)という関係が連想された。「ばんば」は卵を産まなくなった雌鳥=廃鶏、という意味ではないだろうか。
その後、牛渡川に寄り、17:15市役所で解散となった。(11.07.06 管理人 今野記す)
山行粗描へ linkの設定をやっと変更 17.05.31
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