ワルイ沢(高松岳ツブレ沢支流)11.07.24 (文:広造 写真:栗谷) 今日も朝からご機嫌 へ 1週間前(11.07.17)のワルイ沢 へ 10.06.13 へ

【メンバー】広造 慎哉 渡辺 栗谷
【コースタイム】7:30雄勝道の駅で合流 8:00登山開始 車の鍵を忘れ30分ロス 15:00稜線 15:30ガンジャ下降点 17:00カンジャ駐車場

当方にとっては2週続けてのワルイ沢行になるが、7月の例会で決定した会山行であること、
渡辺さんがこの日に是非とも沢デビューしたいとの要望もあり、またまたワルイ沢へ向かうことになった。

08:04 09:00

7時30分、雄勝道の駅で本荘組と栗谷さん、合流。
車2台で、1台をガンジャにデポ、もう1台をツブレ沢入渓地点にデポして8時ころ登山開始。
出発してすぐ上の車の鍵を下の車に置き忘れたことに気がつき、もどるなど30分のタイムロスがあったが、まだ時間は十分あるので余裕?

09:04 美しい沢だ

この沢の注意点はおおむね2点、下部3段大滝の突破と、標高590m付近の二股を間違って右に入らないことと思われる。

09:20 下部3段大滝がこの沢の核心部

さて問題の下部3段大滝であるが、前回より若干水量は少なかったものの頭から水をかぶってので突破は厳しい。
栗谷さんが果敢に攻めてみたが、前回と20cmのリーチの差は大きくクリア出来ず。例によって大高巻きを強いられた。

10:08 大滝を越えて 10:27 ナメの小滝
10:31 小滝の連続 10:35 長身だから、右の薮につかまればOK
10:47 ナメが続く

取っ付きの50度はありそうなヒバ・潅木・岩ごちゃ混ぜの急斜面から安定した場所に出るのにまず一苦労。
もっと手前のほうにこれより傾斜のゆるい枝沢があったので、次回はそちらにルートを取った方が安全と思われる。
その後はやや下り気味の草付バンドをトラバースして行くルートがよく取られている様だが、
ここでのスリップは命取りになるので慎重に(もっと斜上して行けば危険度は少ない)。

その後はミニゴルジュ帯のチムニー登りなど楽しんで快適に進む。
次のチェックポイントは590m付近の二股を左、左と注意して進んで行ったが、50分登っても二又につかず。
急に水量も減ってきてルートミスに気がつく。このときの高度計の値は、当方650m、渡辺750m、栗谷850m、どれが本当?

12:13 さて、どう進む? 12:30 飛びついて泳ぐ釜
12:42 まだまだナメが続く 12:42 沢デビュー渡辺さん
12:44 大きなスラブ

登りで苦労した5m滝の懸垂下降など1.5時間のタイムロスの末、12時10分ころ二股に戻る。
もどってみれば先週来たばかりの見慣れた風景ではないか。なんで気がつかなかったのだろう?
10分位休憩中、作戦会議。

12:48'34" 小さい滝だが、さてどう登るか 12:48'47" らくらくクリアーの慎哉さん

あと3時間くらい頑張って稜線を目指すか、3段滝を懸垂下降で下って敗退するか?

13:10 お助けロープはありがたい 13:26 ロープがあれば登りやすいナメ滝

で、結論はまだ時間が十分あるので、あせらず、ゆっくり・慎重に稜線を目指すことに決定。ここからは快調に中・小滝をクリアして行く。
若く、長身でバランスの良い慎哉さんが昨年の鳥海・鶯川についで2回目の沢行きとは思えないようなムーブで皆をリードして行く。
親父軍団はお助けロープに何度も助けられた。

上部核心の大滝も左岸より突破。後続、親父軍団は上からのリードで右岸を登ってみたがこちらも登れるようであった。

15:57 ガンジャの下りはナメ

その後はちょうどよいサイズの浴槽のような釜を見つけるだびに渡辺さんが「入浴」し、楽しんでくれたようで安心した。

16:02 「入浴」する渡辺さん

15時:稜線到着。15時30分、ガンジャ下行点到着。17時、ガンジャ口で車回収と、終わってみれば予定より1時間のタイムロスで無事下山となった。
渡辺さん、無事沢デビュー出来て良かったです。当方は何か、調子が上がらず疲れました。(佐藤広造、長々と記す)

なお、画像はすべて栗谷さん撮影です。管理人今野 (11.07.26)

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