以東岳11.07.09〜10

【メンバー】戸田(リーダー) 今野 鷹谷

【コースタイム】 9日 05:07由利本荘市役所発 07:55泡滝ダム発 08:54冷水沢吊り橋 09:25七ツ滝吊り橋(蛇多し)11:00/30タキタロウ山荘(大鳥小屋 水場のベンチで昼食)11:39オツボ峰分岐 13:40/50三角峰(雪渓の下りあり)15:05オツボ峰 17:06/07以東岳 17:12以東小屋
10日 06:03以東小屋発 08:13/40東沢徒渉&休憩 09:15/26大鳥小屋 10:31七ッ滝沢吊り橋 11:05/15冷水沢吊り橋 12:05泡滝ダムの車着

雨が気がかりだったが、前日夕方の天気予報では雨の心配がない。戸田さんに参加を伝え、食糧の買い出しに出た。焼き肉がうまそうだ。いつもの通り、食事は「各自」ということだろうが、一人で焼き肉というのも問題だ。まあみんなの分を持って行っても困ることはないだろうと、26cmのフライパンに見合うだけの食材を準備した。念のため、回鍋肉とピーマンも。
40Lのザックはかなり小さいが、水1.5Lも担いだ。17kgほどか。久しぶりにやや重い。歩き始めて1時間ほどで休憩。水場が多いことに気づいたので水1Lを捨てた。コースタイムより少し遅れて、大鳥小屋に着く。先に着いた戸田さんが管理人から訊いた情報では、以東小屋の営業は来週からとのこと。

駐車場発 沢で崩れた登山道 最初の水場
冷水沢 冷水沢吊り橋 気根のようなブツブツが出ている根
気根のようなブツブツを持つ樹木 七ッ滝沢にかかる第2の吊り橋(蛇が多い) 近道禁止のお願い
1977年秋以来、当時は「大鳥小屋」のはず 山荘の全景 5億円の工事を謳う石碑
オツボ峰コース分岐 3時間を4時間に訂正。私は5時間45分! アビコ先生・今野先生?気になる相合い傘
まだタムシバがあった 同アップ サラサドウダン

この上に行くルートはオツボ峰ルートと直登ルートがある。分岐に立つ標識にはオツボ峰が「4 時間」、直登は「3時間半」だ。予定通り、オツボ峰コースに進む。杭で土留めをした階段が所々壊れていて、岩登りのように手足の位置を確認して登る場面もある。標高が高くなると、潅木の日陰がだんだん小さくなり、暑い。ペースもグンと落ちて、二人から離れた。

以東小屋が遙か彼方に見える 同アップ 三角峰、雪渓の下り4mほど(緊張)
お目当てのヒメサユリがチラホラ見えてきた 同アップ ウスユキソウもある

三角峰までは待ってもらったが、それ以降は自分のペースで行く。結局、小屋に着いたのはコースタイムより1時間45分遅れだ。二人は15分早く着いたとのこと。
1階には男女2名・我々3名と2階には男1名で計6名だ。

ハクサンシャクナゲ 同アップ ウラジロヨウラク
ヨツバシオガマ ヒメサユリの稜線 ニッコウキスゲとヒメサユリ
ミヤマリンドウ チングルマ アカモノ(イワハゼ)
以東岳三角点 以東小屋やっと到着 小屋の窓からの夕陽

まだ靴を脱いでいないので、水を汲みに行く。雪渓の下に回り込もうとするのだが、雪渓の末端は急だ。雪渓は左に伸びていてそちらの方が安全だった。2.5Lを汲んで小屋に戻り、焼き肉を作る。大きな「カルビ焼き」の袋とピリ辛ホルモンを焼いた後で、焼き肉セット野菜を投入する。これが2袋でフライパンは満杯となった。モヤシのシャキシャキ感がいい。

戸田さんの缶ビールは500ml×2本、こちらは350ml×2本。2本目は大小交換した。焼酎は5合準備したが、周りが寝静まってしまってはまずい。酔いをあまり自覚しないまま、各自1本目を残し、就寝。

10日明るくなって気がついたら二人がいない。しばらくして戻ってきたが、以東岳山頂からの眺望を楽しんだとのことだ。戸田さんが「いい天気で鳥海山も見えた」という。
一日目の大鳥池までは、体力次第では寒江山あたりまで行こうと考えていたが、疲れてすぐ下山となった。出発時には鳥海山は見えなかった。残念。
下りは大鳥池方向に進む。草むらの中の青いミヤマリンドウに目を向けたら、その手前に白い花があったとのことで、鷹谷さんから教えてもらった。よく見たらトキソウだった。道は雨でえぐられてかなり痛んでいる。東沢の徒渉は木の枝を渡してあって、難なく通過できた。

左上、猫の耳のような形は磐梯山 その右は飯豊連峰
北には月山 小屋が近すぎて1枚に入らず、上下に2枚の画像を張り合わせた
クロミノウグイスカグラだろう トキソウのアップ
眼下には大鳥池 オノエラン(w字形のマークが目印)。[山行粗描]で発見!11.07.12
青空にヒメサユリ 東沢、渡渉地点の枝につかまる
大鳥小屋の水場で三脚使用 バス時刻表示、大鳥小屋水場のそば
名前不明 タニギキョウ(だろう。葉に鋸歯あり)
エゾリュウキンカが雪渓のそばに 泡滝ダム。駐車場まで3分

暑さに負けてよれよれになって車に着いた。風呂は「ぼんぼ」四百円。帰りのラーメンは時間切れで、遊佐の道の駅「鳥海」で各自そばなどを食べた。本荘着17:05。
鷹谷さんの体力は素晴らしい。また、戸田リーダーのお陰で楽しい山行となった。
さらに、焼き肉のお返しに月山ワインを頂いてしまった。恐縮して感謝。 (11.07.11管理人今野記す)

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