鳥海山御田ヶ原(百宅) 12.04.07〜08  山行粗描へ

【メンバー】児玉 今野
【コースタイム】 7日08:45浄水場発 09:15法体の滝 10:42下玉田川(雪あり徒渉なし) 12:40朱の又川支流900m地点の斜面に半雪洞を掘る 14:00テントを張る
 8日07:15発 08:38/09:08御田ヶ原1357.2m三角点で視界不良のため下山 09:25/10:40休憩と撤収 11:35下玉田川 12:58法体滝 13:25浄水場の車着

右上が百宅浄水場、赤が初日、緑が2日目。ウエイポイントは4年前のコース。950mからは児玉さんのコースが効率がいい。

 児玉さんは3度日帰りの経験があり、私は4年前にテント泊でこのコースを1度歩いた。林道歩きが長く、うんざりする。前回は3時間弱かかったが、今回は2時間弱で徒渉地点に達した。登りすぎると風が寒いので、標高900mの風下側の斜面に半雪洞を掘り、その中にテントを張る。12:40に掘り始めたが、14時には作業を終えて、早い夕食となる。キリタンポ鍋だ。酔いも回り、明るいうちに寝る。

4年前にはなかった建物、「百宅浄水場」 電線が雪に埋まっている
法体の滝 途中の林道には雪崩の跡あり
左のダイダイ色はブラックダイアモンドのスコップ,赤は小さなレッドパッド 半雪洞完成14:05

8日、明るくなり目が覚めたが、もう5時だ。昨夜の残りの鍋にだまこ餅と普通の餅を入れて、食べる。甘い柑橘系の飲み物も口にしたりで出発までには2時間を越えてしまった。このコースに経験がある児玉さんが左はアップダウンが多いからと950m付近から曲がらずにほぼ真直ぐ進む。なかなかの急登だが、ジグを切っていいペースで登る。視界不良のため、スキーが楽しめないと判断し、8:38御田ヶ原の三角点で下山とする。

あさ、御田ヶ原に向かう テントに戻ってきたら、雪洞の上につらら(右は拡大して色補正)
てんこ盛りのヤドリギ ブナと影
前日の我々のトレースに忠実なウサギの足跡。笑える 雪玉が絶えず転がり、雪崩を警戒しながら右手に進む
板が白くなっている4ヶ所には穴があり、小鳥が出入りする 雪に埋まった電線越しに

14時過ぎ、鳥海荘の露天風呂から、東に雪煙をなびかせ晴れ渡る鳥海山を眺めながら、「やっぱり山頂は無理だったな。稲倉岳のほうがよかったか」などといいながら、1泊したわりには手ごたえのなかった山行を振り返った。(12.04.10未明 管理人 今野)

山行粗描へ 

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送