秋田駒ヶ岳(国見温泉〜男岳〜阿弥陀小屋〜国見温泉) 12.08.11  今日も朝からご機嫌 へ

【メンバー】今野 牧之内 栗谷と(新入会員)小松 小助川 
【コースタイム】 07:23国見温泉P発 08:15横長根(尾根へ) 08:59御坪分岐(中生保内口分岐) 09:56/10:10水沢分岐 10:54/11:09男岳
11:30/12:04阿弥陀小屋 12:10横岳 13:24/26第二展望台 13:49横長根 14:20国見温泉P着

7月の募集登山をきっかけに3人の新入会員を迎えることができた。そのうちの一人が8月の例会の自己紹介の中で、「地図読みがしたい」とうれしいことを言ってくれる。都合を聞くと「11日がいい」というので、国見温泉から駒ヶ岳を提案した。後日、もう一人の新人も参加表明をしてくれた。牧之内さん、栗谷さんの参加もあり今野と合わせて5人だ。

出発してすぐに案内板があった 尾根に登ると田沢湖が見える
今回のコースは左の男岳を越える周回コース 女岳の溶岩流を右に見ながら尾根を行く
田沢湖が背景。五百羅漢〜男岳を登る(栗谷さん撮影)

高校山岳部顧問時代に教えてもらった読図の方法はこうだ。
1.登山コースの25,000分の1の地形図上で特徴的な地点を拾い出す。綿密に拾うと1.5kmほどで5〜10箇所ほどの地点を拾うことになる。
2.その地点に番号をつけた地図を作成し、コピーして全員に渡し、当日はそれを見ながら歩く。
3.事前の下見では「ここが31番であと50mで沢のはじまりになる」などと地図と位置を確認しながら歩く。
地図に書き込んでいた時代は簡単にできたが、カシミール3Dで作成した地図に書き込めるソフトでマウスを使い、沢を伸ばし、読図ポイントを記入し番号をつける作業に半日費やす。

尾根上で「池の真東」をマークした。その地点からはその池を真西に見ることになるが、考えていた位置からずれてしまう。何度かやっている内にシルバコンパスの目盛りは270度ではなく磁北の西偏8度を考慮して278度の方向になることに気づいた。

水沢分岐で15分の休憩。田沢湖が見える 男岳山頂にて
男女岳(オナメダケ。以前は「女目岳」と表記)と阿弥陀池 阿弥陀池の右には細い尾根「馬の背」
その右には小岳の噴火口 阿弥陀池の水は温い。ザックにあった水温計では28℃(外気24℃)
栗谷さんから教えてもらったモウセンゴケの花(初見) ミヤマリンドウを撮していたら蜂が割り込んできた
結構目立つウメバチソウ(秋の花) 以前は1583(イチゴーパーサン)と呼んでいた横岳
コマクサはまだまだあった コマクサ群生地
これから歩くコース(女岳の外輪山の様相だ) トリカブトが咲いていた(山はもう秋)
「火山観測用恒久保存 基点 田沢湖町1992」と刻した金属盤 その隣の緑色のポッチは何だろう
横長根から国見温泉へ下る 横長根標識
大きいカメラを構える栗谷さん その先にはアカモノ(=イワハゼ)の赤い実

国見温泉から横長根まで往復2時間、女岳の周回コースで5時間、計7時間と考えていたが、新人の足並みも揃い、ゆっくり休んでも7時間弱で歩くことができた。心配していた天気の崩れもなく、充実した山行になった。
温泉は2軒あった。手前が石塚旅館、奥が森山荘(もりさんそう)で、森山荘500円の緑色の風呂に入る。かなり熱い。(管理人今野記す12.08.12)

今日も朝からご機嫌 へ 

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