甲山(曲がり甲)斎内川支流甲沢 12.10.07 (広造報告・撮影)    その2(多賀谷さんの画像)へ

【メンバー】広造(リーダー)、菊地(登攀隊長&きのこ隊長)、慎哉(登攀隊員)、祐子、多賀谷(隊員)

5時、本荘市役所集合。伸逸D.rをリーダーとする焼山紅葉&温泉部隊も同時刻集合だったようで、まだ暗い中、10人くらいの会員が集合していた。

入渓してすぐ、中小滝が現れ、その後は中小滝やナメの連続で、ゴーロ歩きは殆どなかった。
また、ここは爆弾低気圧やゲリラ豪雨の被害を免れたのか、今年入渓した沢では、一番倒木が少なかった。
中小滝は結構テロテロしていて滑りやすかったが、良く観察するとホールドもあり、4段大滝+その上の滝以外は殆ど直登可能であった。
といっても、これはすぐれた2人のクライマーがいたおかげで、後続部隊は3〜4箇所、ザイルで確保してもらったと思う。

06:31撮影 (右に映ったおばさんを管理人がトリミング) 08:07
08:09 08:16
08:29 08:36 奥の沢(左の画像の)
09:07 09:15

核心部は標高670m付近にある4段大滝(最上段は巨大なチョックストーン滝になっている模様)とそれに続く20m滝で、左岸は30mくらいの高さの岩場になっている。
左岸の岩場、かなり手前の尾根から大高巻きして岩場の上に出たが、巻きルートは割りとはっきりしており、結構急斜面ではあったがブッシュホールドも豊富で、落着いて行動すれば懸垂なしで、沢に戻れた。

盛岡山想会の報告では高巻きして懸垂下降したとされる2段滝は、今回は水量が少なかったためか、知らないうちに直登してしまっていたようだ。
40mと20mザイルを持参したが、今回は20mザイルしか使わかわないで済んだ。

09:21 09:51
11:40 11:45 曲がり甲かな


標高800m付近の2又を本流の右でなく左に入ると、殆ど藪漕ぎなしで大甲と曲がり甲の鞍部、標高990m付近に出る予定であったが、左又の方に水流がなかったため右の本流の方に入った。
途中で間違いに気づき枝沢を見つけて直上したが、ガレ場と潅木のエアロ藪漕ぎ、最後は2〜3mだが垂直に近いブッシュ登りをへて無事稜線到着になった。時間は、12時10分頃。

途中、菊地登攀兼きのこ隊長による3〜4kgはありそうな舞茸収穫と多賀谷なべ奉行によるキノコ・玉ミズ入りラーメンタイムの、約1時間の楽しいロスタイムがあったのでまずまずのタイムだったのでは。
後は、長すずみ尾根登山道をせっせと下山、14時15分には駐車地点に到着。途中、奥羽山荘のお湯につかってさっぱりとし、5時半頃には本荘市役所前で解散となりました。

13:53 菊地きのこ隊長のお仕事 13:55 左に写っているのはプラドのドアかな

菊地隊長、舞茸はキリタンポに入れておいしくいただきました。また多賀谷さん、いつも重いラーメンセット運び上げていただき沢で冷えた体が心から温まりました。お二人に感謝です。甲沢、良いところです。良い沢納めさせていただき、ありがとうございました。 12.10.09 18時33分 佐藤広造記す。

画像も広造さんから。12.10.12 管理人今野 
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