本荘山の会60周年祝賀会12.12.01本荘グランドホテルにて  「ご冗談でしょ!」祝賀会のページへ

由利本荘市副市長・教育長・県山岳連盟会長・鶴の湯社長・鳥海荘社長など来賓20名をお迎えして、総勢55名(一人は仕事のため写真撮影後に参加)で開催しました。
バックにある横幕は早春の鳥海山の写真入りで、仁賀保高校メディア科長 早○先生にお願いして作成していただきました。参加者から賞賛されました。\(^^)/感謝。

荘司会長の講師奥村清明先生の紹介。演題横の花は会長の奥さん作 右側から撮してみた
テーブルの後ろから撮影 その後ろにも会員が座った。壁には会長・理事長の写真が飾られた
15時10分、奥村清明先生の講演

先生の太平山前岳登山は3640回目とのこと。大学3年で山登りを始め、41日目で正月の鳥海山に入り、疑似好天で外輪まで登るが、自分の靴が見えなくなるほどの猛吹雪でスキーが折れ、やっとの思いで18時に大平小屋に入った経験から天気を勉強した。山の記録は大事だ。
などをマクラに「山に対する倫理観」をテーマとする講演と感じた。

昭和38年正月は「サンパチ豪雪」として我々の記憶にあるのだが、北海道学芸大函館分校の11人中10人が亡くなった大雪山での遭難(「凍(しば)れるいのち」川嶋康男著、リーダー野呂幸司)や薬師岳の愛知学院大学山岳部13人全員の遭難など1週間で○十人(聞き漏らした)が亡くなった。とのことだった。

倫理観あふれる例として、山野井妙子さんのお話をされた。手足の指を凍傷で失った後で、旅館の仲居さんをして貯めた金で、置き去りにしてきたモノを回収したとのことだ。
その反対に、山小屋を散らかしっぱなしにして遭難したパーティの話、徹夜で麻雀をして遭難した例、など
山に向き合う真摯かつ謙虚な態度の重要さを自覚させられるお話であった。

以下はびんちゃんのカメラで16:15撮影。三浦鷹巣山岳会長にリモコンシャッターをお願いしたものを翌日に頂き、トリミングしました。感謝。

16:25宴会開始。司会は戸田副会長。主催者挨拶、来賓挨拶(副市長・教育庁・岳連会長・鳥海山岳会長)と続き、乾杯は矢島山岳会長にお願いした。

安藤前会長スピーチ 鶴の湯社長スピーチ

その後、宴会に移ったが「いい講演だった」という会員ばかりで、企画した荘司会長も満足だったろう。

三浦鷹巣山岳会長スピーチ 会場の壁は写真がいっぱい 高橋横手山岳協会長スピーチ

翌日は冬には珍しい好天だったが、来賓に礼状をと考え結局、外には行けなかった。月曜日にハガキを買い、印刷して投函した。
水曜日に会計処理を済ませて、やっと一段落だ。 12.12.09(日) 管理人今野記す。

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