鳥海山象潟口(仁賀保高校全校登山) 13.06.21(金)

【メンバー】(サポート)荘司 今野 那須

今年で33回目となる仁賀保高校の全校登山だが、全県総体の最後の夜に、部会長(仁賀保高校長)から要請され、
案内状まで頂いた。かつての勤務校ということもあり、参加する。那須さんも全県総体の審査員で声をかけられたのだろう。
荘司会長はこの行事を始めた立場で別格だ。

「8時、鉾立」という案内状だったので、那須さんの車に乗せてもらい、15分前に到着する。すでに数台あるバスは女子の分だろう。
我々と前後して鉾立に着いたバスから下りた男子はそのままコースへ進むので、二人で後に続く。

東雲荘(とううんそう)で受付を済ませ、黄色の腕章「仁賀保高校全校登山」をもらった。
GPSに2万5千分の1の地形図が表示されるのを確認しながら進む。県境の三角点マークはちょうどルート上にある。
勿論ルートに三角点はないので、奈曽渓谷側を探してみるが見つからない。

御浜避難小屋 昭文社では「扇子森」。以前は「ここは御田ヶ原」 千蛇に下りる梯子の上部、イワウメ
梯子は混雑 落石の多い千蛇谷はガスで不気味? 間もなくはれてきた

那須さんは自分のペースで歩くので、それにつられて御浜まで休まず歩く。
そこがチェックポイントだ。行動食で10分ほど休憩する。七五三掛(しめがけ)が2つ目のチェックポイントになっていて、職員は人数確認に忙しい。

千蛇谷に下りるルートを間違えて外輪に行く生徒を呼び止めたという那須さんが、戻ってきて、「標識かテープが欲しい」というが、七五三掛の職員には余裕がない。
梯子はいつも渋滞するので、大集団より早めに下りた。
千蛇谷の雪渓では女子2人がいて、1人は足をさすっていた。足がケイレンするとのことで、「ツムラ68」を飲ませたが、効き目がない。
パーティの他のメンバー2人は先に登っているという。班行動が原則なので仕方なく、下山し合流させるように無線でお願いした。

ガスがはれてきた千蛇谷 下山時、賽の河原付近の3mほどのクレバス

我々は神社で時間切れとなった。
下山時、生徒は雪渓の尻すべりに歓声を上げている。「雨具がもったいないよ」というと「3年生だから、いいの」との女子の返事に返す言葉がない。
「岩に気をつけて」というのがやっとだ。梯子の下部にザイルが設置されていた。荘司会長がセットしたとのことで、ピッケルでしっかりビレーされている。
下山で疲れた生徒が滑落するかも知れないとのこと。ナルホド。県境でまたも三角点を探したが、やっぱり見つからない。

反省会は「サン・ねむの木」で行われた。例年19時か20時から始まるとのことだったが、今回は早い。曇り空のお陰か。
やがて、クラス別に登頂率も発表になり、全体では9割を超えていて、生徒も頑張ったことが判る。

昨年12月、60周年記念式典の横幕を仁賀保高校のH先生にお願いした経緯もあり、本荘山の会として天寿の純米吟醸「鳥海山」2種類3升を提供した。
でも、幹事団はいきなり調子に移してしまった。縦書きと横書きの「鳥海山」の違いを確認する機会だったのだが…まっいいか。

本荘の拙宅まで送ってくれた「さく○○」さんのお名前を聞き、てっきり県北の方かと思ったが、違った。もしかして私と同郷(矢島)だったかも。

今回の反省点
ピッケル(ザイルのフィックス用)、ストック(貸し出し用)、標識テープも準備すべきだった。(13.06.26管理人今野記す)

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