障子ヶ岳〜天狗角力取山 13.06.30　　　　 山行粗描へ

【メンバー】伸逸（リーダー） 今野 牧之内 児玉 工藤 小助川　
【コースタイム】由利本荘市役所4:00〜4:15（こばえちゃ道） 南俣沢06:45（車1台デポ） 06:55〜07:10障子ヶ岳登山口 09:05大クビト 09:40~10:00紫ナデ 11:06^26障子ヶ岳 12:15~40粟畑 12:55~13:01天狗角力取山 13:09~22天狗小屋 13:40~44粟畑 13:54雨量観測所（通過） 14:52~54猟師の水場 16:28南俣沢Ｐ着 16:50~17:40大井沢温泉 18:45~19:10酒田ラーメン 20:30由利本荘市役所（解散）

6月の例会で伸逸さんから提案があった。5時集合から４時に変更になったのだが、牧之内さんには伝わってなかったとのことで、工藤さんが電話で連絡した。伸逸さんの車に女性２人、私の車に児玉さんと牧之内さんが乗る。途中のローソンで食料調達をする人もいて、私の車が前になってしまった。児玉さんと牧之内さんに聞くと「した道でも時間はほぼ同じ」とのことで「こばえちゃライン」を進む。大井沢に入り、目的地に着く。障子ヶ岳手前の急登が難しいので、リーダーに反時計回りを提案したら、あっさり認めてもらった。
ということで、南俣沢に１台デポし、障子ヶ岳登山口まで行く。先行車が２台あるが、駐車場のスペースを考えると９０度向きが違うのが気になる。

さて、ガムを捨てようとザックを開くが、食料がない。徒歩３０分という南俣沢にデポした車に置き忘れていることが判った（朝、急いでいてザックに積み忘れていた）。「車を下山口に移動しておいた方がラクだろう」と児玉さんが戻る理由を言ってくれるのが有り難い。彼の健脚に感謝。ついでに電源を入れっぱなしのGPSも回収を頼んだ。

我々は7:10に歩き始め、8時に最初の休憩を取るつもりだったが、7:55に児玉さんは追いついた。トラックデーターでは徒歩30分の車道を7:18〜7:29の11分で通過していた。紫ナデにはコースタイムより30分早く着いたが、障子ヶ岳手前でも休憩が必要になり、ほぼコースタイムどおりの歩みになった。

出発して間もなく徒渉あり	１５ｍ下流に倒木があった
コメツツジ　児玉さん撮影	ハクサンシャクナゲだろうか。つぼみが赤い　児玉さん撮影
イワウチワ　児玉さん撮影	イヌツゲ（犬柘植）の花
ヒメサユリの三姉妹	ウラジロヨウラク（だろう。ガクが小さい）
白いイワカガミがまとまっている	カタクリ（片栗）がまだ咲いている
白い花だが、なぜかミツバオウレン（三ツ葉黄蓮）	ギンリョウソウ（銀竜草）
スマホ地図で現在地が判り、紙の地図で確認。ニッコリ	笹の花、60周年周期にしてはときどき見かけるがホント？
紫ナデにて	紫ナデにて。障子ヶ岳の背後に以東岳
ハクサンシャクナゲ	コケモモ（児玉さんが見つけた。ごく小さい）
障子ヶ岳がもうすぐだ	赤いウラジロヨウラクとヒメサユリ

記念写真のシャッターを仙台の方にお願いした。次の目標は粟（あわ）畑だが、ウオッちずの表記では「栗畑」になっていて、それを元に作成しているカシミールの地図も栗（くり）畑となっているのは仕方がない。　

障子ヶ岳山頂にて　伸逸さんから頂く	障子ヶ岳から以東岳を望む
障子ヶ岳から、大朝日岳は雲の中	ニッコウキスゲも咲いていた
雪渓の上は急登だった	粟畑手前から障子ヶ岳を振り返る。右の雪渓は大クビト沢だろう
上より少し前、雪渓は障子池。児玉さん撮影（画面中央上のゴミを消した）	粟畑から以東岳

その後、天狗角力取山を目指す。こちらは粟畑より20m低い。山頂直下に円形の平坦地がある。天狗の土俵だとピンと来た。山頂で記念写真を撮ったが、セルフタイマーに遅れて、自分だけ写っていない。帰るついでに天狗の面があるという天狗小屋にも寄る。水場が小屋の前３０ｍにある。本棚があり、冬の沈澱にも役立ちそうな図書が多い。童人トマの風の年報も2冊置いてある。

道ばたに真っ盛りのコバイケイソウ	天狗角力取山手前に土俵？
天狗角力取山にて	土俵にて３人がポーズ

粟畑から周回路に戻る。雨量観測所まで石畳が続いていて驚いたが、足が疲れる。そこを過ぎたところにある白い花が気になった。しゃがんでみるとトキソウだった。湿地帯でもないのに不思議な気がした。自宅のパソコンで見直してみるとモウセンゴケも写っている。地形図をよく見ると、ゆるやかな沢の広い源頭部にあたる地形になっている。途中にある水場を期待していたが、雪解け水だった。1100ｍから地図上の道から離れ、尾根を巻きながら下りる。

サラサドウダン	その２
雨量計観測所まで続く石畳	トキソウとモウセンゴケが登山道脇にあった
児玉さんから名前を聞かれたが分からない	ピンクのミヤマカタバミ
猟師の水場は雪解け水だった	リュウキンカ（立金花）

車に着いて、靴を洗い、大井沢温泉（300円）に入る。熱いのが苦手という○さんは結局、湯船につかれない。こちらにしてみれば少し熱いかなという感じで、42〜3度というところだろう。

昨年の反省を元に、カーナビにセット済みのラーメン屋を目指す。営業時間も確認した。その店は昨年8月以来3度目だが魚介系薄味の酒田ラーメンのつゆが「しょっぱい」。
楽しみにしていたつゆが飲めないのは悲しい。「しょっぱくて飲めない」と帰るときにお店の年配の女性につい言ってしまった。
「初めに言ってくれれば対応したのに」とのことだったが、店じまい近い時間では煮詰まってしまうのだろうか。今度はしっかり「しょっぱい」と言おう。
20:30由利本荘市役所で解散となった。（2013.07.01管理人今野記す　07.02児玉さん・伸逸さんの写真追加　07.06山行粗描のリンク追加）

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