【メンバー】(岩手から):吉田(リーダー) 畠山 黒崎 (秋田から)今野 小助川
計画したのは3月末だったような気がするが、忙しい吉田さんが何とかやりくりして実施にこぎ着けた。
事前にカシミール3DのマップカッターというソフトでGPSに1/25,000の地形図を画像として取り込む技を試してみた。
実際に地図が表示されるのを確認し、A4判の紙に地図を3枚印刷した。
でも、出発時にその紙もGPSも見つからない。気がついたら携帯も忘れてしまった。
さて当日5時、市役所に行くと、百宅スキー組も5人いて、早朝でもにぎやかになった。
こちらは畠山・小助川の2人を乗せてとりあえず横手イオンに向かう。
そこで予定どおり、吉田さん、黒崎さんと合流した。
岩手側から登るか秋田側から登るかがちょっと問題であった。最初はみんな岩手側から登りたいとのことだった。
全員で岩手側から登ったらという提案もあったが、車を回送する時間がない。
そんな発言が出るとはコースの読みが足りないことの表れで心配だ。
結局、吉田車で畠山・黒崎、今野車で小助川と3対2に別れて出発した。事前に無線機のチャンネル合わせは怠らない。
出発時間(07:30)記録用、避難小屋も入れて | 名前不明(後で調べるつもり) |
道を間違えたりしながら、何とか小路又発7:30。土浦ナンバーの車が2台のみだ。
途中、雪渓が残っていて道が分からなくなることが何度かあり、車の中から拾ったオレンジのテープを下山時を考えて打った。
08:05 | プレートが食い込んだブナ(痛々しい) |
08:33滝倉 | 3枚羽根のエンレイソウが3本まとまっている |
09:31倉方 | エゾエンゴサクか? |
濃い赤紫のシラネアオイ(つぼみ) | 同(開いたもの) |
普通のシラネアオイの色。葉っぱが丸いものとギザギザのもの | 薬師岳山頂にて、控えめなバンザイ? |
薬師岳手前の尾根は激しく崩壊していて、危険だ。小杉山で休んでいると、土浦ナンバーの車の持ち主ご夫婦が現れた。
「200名山狙いですか」と聞くと「300」との返事だ。小鷲倉では単独の男性が休んでいた。土浦ナンバーのもう1台の方だろう。
その辺りで吉田さんの声が無線機から聞こえた。「こけ平で昼食休憩」とのこと。
こちらより早いだろうと考えていたが、我々の方が先に和賀岳に着いた。7分後に吉田組が現れた。
10:33薬師平 | 下向きばかりのカタクリ |
10:55小杉分岐(昼食休憩) | ヒメイチゲ |
稜線に残る雪渓、登山道はやや左にある | 12:10和賀岳山頂 |
12:17畠山 吉田 黒崎の順に登って来た | 12:42岩手側 |
和賀山頂(吉田さんから頂く) |
全員で集合写真を撮り、車の鍵を交換する。順調に下ったが、ときどき雪渓で道を見失う。
でも何とか下り、和賀川の徒渉地点に出た。対岸には若い男が2人いてやがて進行方向に消えた。
「靴を脱いで裸足で渡った」、「かなりの水量で難所だった」、「午後には雪解け水がもっと増えるはず」
と吉田組から聞かされていた。
はじめ、肩を組んで渡ろうかと思ったが、裸足で水に入るとその冷たさに、足がしびれるような感じで、思わず岸に戻ってしまった。
一人ずつ渡る方が早く渡れそうな気がして、まず今野が渡る。何とか急流を越えて、対岸に着きそうなところで、石に着いたこけが滑る。
さらに慎重に渡って、借りたストックを対岸に投げた。
渡る前の画像(右が下流) | 今野が渡り終えてから小助川さんが渡る。(左が下流) |
下流側に移動すること。大石の下流が波打っているところは流れが速いので避けること。などの渡り方の作法を伝えたが、
小助川さんは流れの速い、泡立つ部分に突入してしまい、難儀した。
標高差200mの登り返しはうんざりだった。徒渉の水量も併せて考えると、ナルホド秋田側発・岩手側下山コースの方がシンドイか。
途中の林道は一部崩壊していたりして、車の運転が一番の難所かも、冷や汗ものだった。湯田から高速(350円)にのり、横手イオンには15分遅れ程度か。
ふるさと村の反対側にあるホテルウエルネスで風呂に入る。一人600円だが、4人で1800円というチケットもあったので、5人で2400円。
分岐にある環境省の説明板 | 右の説明文を拡大 |
駐車場付近の説明版 | 16:24 吉田さんの車が一台だけ |
帰り道の「金龍」でラーメンを食べ、由利本荘市役所着20:45。久しぶりによく歩いた。 (13.06.11未明 管理人今野記す)
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