矢島口〜猿倉分岐まで 13.12.22 慎哉の画像へ 渡辺の画像へ 小助川の画像へ  山行粗描へ

【メンバー】児玉 慎哉(分岐まで) 今野 菊地 渡辺(ヘアピン上まで) 小助川(ヘアピンまで) 祐子(ブナ谷地上まで)

8時過ぎ、7人で鳥海高原矢島スキー場をシールで登ったが、やや重い雪に手こずり、若手二人でも猿倉分岐までがやっとだった。
その他は体力や仕事の問題があり、ずっと手前で引き返した。

08:33 6人がスキー場の左側斜面を登る 09:57 カーブミラー脇を行く

途中、寒さのためか「電池が残量ありません」と表示され、画像は4枚のみ。
駒の王子から近道を行く二人に続いたが、シールを剥がしてウロコ板の摩擦(フリクション)だけで登ろうとして、だいぶ遅れてしまった。
後ろから来たスノーモービルの集団が中島台林道(象潟へ続く)に曲がった。

ヤマネ発見(画像なし)
静寂を取り戻した車道で、先行する5人がつけたトレースをたどると、ピンポン球程度の黒っぽいものが雪の下にあることに気づいた。
枯れ葉の色ではない。なんだろうと思った瞬間、ずんぐりしたハツカネズミ程度の動物が長い尻尾を見せながら脇をすり抜け、30mほどトレース沿いに逃げた。
立ち止まって、3mほど戻ると、我々のトレースから抜け出そうとジャンプしたが、10cm程度の段差が越えられない。三度失敗するとうずくまった。
カメラが使えないのが残念だったが、帰りに確認できるかと、GPSにポイントを記録した。再度近づいてみるとまた逃げ出した。
あまりいじめるのも気の毒に思い、そっとその場を離れて仲間に追いついてから、「ネズミのようなものを見なかったか」と確認すると、
「見なかったけど、雪に埋まっていたというのはヤマネじゃないか」と菊地さんに言われ、そう言われてみればヤマネだった、と思い直した。
以前、NHKのダーウィンが来た!(116回ヤマネ逆さま走り)を見ていたことを思いだした。

GPSのルートに説明をつけた

ヘアピンの直前でスノーシューの小助川さんが帰るという。みんなが進んだ近道はシールを剥がしては登れない。仕方なく、車道を歩く。
昼食のおにぎりを食べていると菊地さんが「ヤマネを見に行くか?」と声をかけてくれたが、いつの間にか姿が消えた。
トレースをたどり、一人で登っていくと渡辺さんが降りてきた。
「児玉さんたちは分岐までとのことだ」というので、無線機で児玉さんに「帰るよ」と連絡し、渡辺さんと一緒に下山することにした。

楽しみにしていたヤマネ発見場所だったが、下山途中で、スノーモービルが8台すれ違い、ヤマネが潜んでいるあたりもすっかり踏み潰されてしまっていた。
もしかしたら、いたいけなヤマネが輪禍に遭ってしまったのかも知れない。スノーモービルが野放しなのはなんともやりきれない。

ブナ谷地(三叉路)からスキー場方向、スノーモービルの跡がクッキリ 同じ画像の上の方、空が青い

ブナ谷地で日が差して明るくなったので、電池をカメラに戻したら、動いた。小助川さんにスキー場の下りで追いついた。
ユースプラトー300円の風呂に入る。黒沢に降りる道は除雪されていないが、菊地さんのフォレスタ4WDなら不安なく降りられた。
途中、登りを諦めて、引き替えしたタイヤ跡もあった。

久しぶりのスキー歩行で、めいめいが翌朝の筋肉痛を報告しながら画像を送ってくれた。

13.12.23管理人今野記す。

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