稲倉岳 14.02.27      

【メンバー】今野 那須 松本つ(元会員)
【コースタイム】08:35駐車場発 09:05七曲り入口 09:40七曲上部 11:36〜12:10めおとブナ 13:45〜14:00稲倉岳山頂 16:00車着

24日(月)松本さんから「天気がよさそうなので木曜日、稲倉に」とお誘いがあった。ダイソー仁賀保店で待ち合わせる。

先行車がずっと前を行き、とうとう林道終点まで。出発は我々より10分ほど早い。スノーシューの単独の方だった。
奈曽川沿いの林道で雪面に雪渓カワゲラが目につくが、それより遙かに小さい虫が一杯だ。近づけばパッと消える。飛んでいるようだ。
また兎の足跡に交じって鳥の足跡が面白い。暑く、途中で雨具の上下を脱ぐ。手袋もいらない。

七曲は左の杉林の奥 途中の雪面に残る鋭く曲がる鳥の足跡(セキレイ?)
七曲の核心部、急登へ 七曲を抜けて雨具の上下と手袋を脱ぐ

七曲の上で稲倉岳が姿を見せた。気がつけば鳥海山の山頂が山の端に少し出ている。

鳥海山が見えるのだが… 左の画像を切り取る

神社コースかノーマルコースか少し悩んだが、地図上656mピーク手前の630mの小山を巻いてからノーマルコースに入る。先行者のトレースもあった。
1030mめおとブナで昼食休憩とする。

めおとブナもかなり雪に埋まっている 山頂が見えてモチベーションが上がる

そろそろ出発しようかという頃、単独の方が現れた。
「どちらから?」と聞かれ、「秋田が二人と本荘です」と応えたが、森吉山のテレマーク山荘でお目にかかった、いぇーい♪ライフのFOJIさんだった。
聞けば、シールなしで登って来たとのこと。ウロコ板の摩擦だけで登れるなんて、ほとんど「目から○○○だ」。

彼より早く、めおとブナを発つ。山頂が見えてきて俄然、頑張る気になった。先行する那須さんは昨年3月のクラストした斜面対策にスキーアイゼンを装着したが、気温のせいなのか、雪が繋がっていてシールのまま、無事山頂に立てた。ほどなく、松本さんも到着した。ほぼ同時に少し東寄りの岩場の向こうからFOJIさんも姿を見せた。彼はウロコ板のスキーを両手に持って現れたが、山頂直下30mほどを板を持って歩いただけとのこと。再び言葉を交わした機会に、リンクのお願いをする。

山頂にて(FOJIさん撮影、メールで頂いた)
山頂にて 薮を抜けてヤレヤレ、暑くて雨具の上下を脱ぐ

下りはノーマルコースを降りてしまったが、FOJIさんは東カールを滑った。それに気づいて、合流しようとしたが、気がつけば10mはありそうな巨大な雪庇だ。慌てて戻る。ブナの林の密な部分を避けて、沢沿いについた彼のトレースを途中でなぞる。休憩中の彼にまた会ったので、そのお礼を言って、先に降りたが、彼は左の尾根に進路を変えた。神社コースとの中間、まあまあ疎林となるので、仲間に変更を提案したが、却下されて、ノーマルコースを降りる。

七曲の上部でも彼のコース取りに感心することがあり、今度はそのコースを試してみようかと思った。
いろいろ学ぶことの多い山行だった。 14.02.28管理人今野

いぇーい♪ライフの稲倉へ 

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