秋田駒ヶ岳 15.04.11~12     多賀谷のページへ

【メンバー】 茂野 今野 多賀谷ほか湯沢山岳会2名,岳連講師 児玉 斎藤 三浦 計8名
【コースタイム】05:56今野宅 07:55アルパこまくさP 08:50同発 11:57駒ヶ岳8合目避難小屋(3時間オーバー)

秋田県在住のエベレストサミッター、児玉隆司さんは県山岳連盟の指導部長でもある。
彼が3月の岳連理事会で冬山講習会を実施したいと発言した。
私はその10日後の山岳文化祭(旧写真展)の担当なので、久しぶりに理事会に顔を出していた。

4月の総会前とすると4月11~12日の土日しか日程はとれない。
「協力する」と児玉さんに言った手前、本荘山の会の4月の例会直後に茂野さんと多賀谷さんが参加表明してくれて有り難かった。

前日に「天寿 鳥海山(緑ラベル)」一升を購入し、パッキングに手間取る。
48リットルではザックが小さい。とうとうハーネスを諦めた。

1日目 4月11日(土)
6時、拙宅集合としていたが、皆さん早めに着いて多賀谷さんのハリアーで6時の4分前には出発する。
高速は必要なく、途中でコンビニに寄ったが、30分以上早く、8時前に集合場所のアルパこまくさPに到着した。
児玉部長から日山協のテキストのコピーが渡された。

晩飯も分担とのことで、自分で用意した食料を車に置いて、渡されたものを詰める。
雨は降り止まず、この間ずっと傘を差してパッキングをした。

湯沢山岳会の髙橋さん伊藤さんも間もなく到着して、ご挨拶をかわす。
元指導部の齊藤会長、指導部員三浦副会長も講師に加わり、総勢8人だ。
高体連のSさんは体調不良で急遽不参加となったとのこと。


アルパこまくさ駐車場

黄色のザックカバー児玉さんの前に茂野・多賀谷組が先行

湯沢の高橋さんはそりを引いて登る

ガスの中の8合目避難小屋、地面が露出している

二人が遅れ、出発の挨拶もそこそこに本荘山の会の二人が先行し、とうとう姿が見えなくなった。
片倉沢を過ぎて、二人が大高巻きをしているのが雨の中、ちらりと見えた。
結局、我々の20分後に8合目避難小屋に無事到着した。
水は出ていない。

午後はスタンディング アックスビレイを実際に行う。
小雨が止まず、早く終わることを念じてしまった。

ピッケルをアンカーにし、シャフトに巻いたスリングを山側の足で踏む。
踏むのはピッケルではなく、スリングだった。

止めた後もマッシャーやムンターヒッチを使い、ビレイ(確保)する。
前屈みにならないことなど、いろいろ注意すべき点があり、
誰かに伝達するのが、覚える近道だろう。

2日目 4月12日(日)
阿弥陀池小屋の下の急斜面でピッケルを使った滑落停止の練習を繰り返す。
その後、ザイルを結び二人一組になり、コンティニアスやスタッカートと呼ばれる登り方とタイトロープ ビレイでの稜線歩きの練習を行う。
そのまま、男岳まで登り、昼食休憩。
8合目小屋でパッキング。下山。14時には解散となり、アルパこまくさで入浴。520円。


07:37発。スキー4人、スノーシュー4人

滑落停止訓練

阿弥陀小屋の入口の戸が開いて雪が積もっていた

男岳から岩手山を望む

男岳から小岳を望む

ザイルを繋いだ面々

シャッターをお願いした

下山前の8合目小屋。おばさんが日向ぼっこ

15.04.13 管理人 今野しるす
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