鳥海山祓川～北面スキー滑降 15.04.25　　　　　
【メンバー】 多賀谷(単独)
【コースタイム】 07:30祓川発　09:50北面基部発　12:45新山着　13:40滑降開始　13:55北面基部着　15:30駐車場

翌日の会山行に参加できないので、皆さんより一足先に単独で北面に挑戦させていただいた。
今回はいつもより雪解けが進みブッシュ越えに難儀した。
ちなみに往路はスキーを脱いだのは１回だけだったが復路は3回も・・・。

また、北面基部からは谷の中を通り中間付近で右折し何時ものルートに合流するルートを辿った。

先着は水戸市・福島市の車のほか、モービル２台

７：３０　祓川ヒュッテを出発した

今年は山の雪解けが大分進んでいる

第１の障害。ブッシュ回避のため沢に下らず高巻し振り返る。

亀裂も進んでいる

この先にスキーを脱いで越えるブッシュがある

つららと沢の水音が・・・。冷たい水でのどを潤した

いつもは壮大な雪景色が楽しめる場所なのに・・・

そちこちに落石が・・・

９：５０　北面基部を出発前

いずれにせよ斜面がきつくなった中間付近からはアイゼンが刺さりにくく、
ダブルステップで登ったため翌日は両膝が痛かった。

滑降の方は、上3分の1はガリガリとデコボコで制動するのがやっと。
危うく転びそうな場面もあったが、下部は快適な滑りとなった次第。

今年も何とか北面に挑戦でき嬉しかった。

今回は谷底の中心を登ったが雪崩や落石が多い

落石のルートが出来上がっていた

どうやら七高山の絶壁から一筋で流れているようだ

キッきつ～い。とんだルートだ・・・

眼下は美しいが振り返る足が震えている

ガリガリでアイゼンが刺さりにくい。ドキドキドキ

岩場で余裕の景色眺めが出来た

稲倉岳。来週予定の蟻ノ戸渡はムリそうだ

落ちても大丈夫なように露岩のヘリを辿る

山頂直下。先日の冬山研修での滑落停止法をシミュレーション

ダブルステップを刻む膝が痛い

１２：４５　新山に到着（５時間１５分）※昨年は４時間半

七高山に人影が見られない

昨年山頂が動き様子が変わった

西側から雲が出始め急に冷え込んできた

ツボ足で登ってきたお二人の他２人と出会った

１３：４０　小時間の休憩後、山頂を後にする

１３：５５　上1/３はガリガリ、下は滑られたが１５分かかった（北面基部）

またまたブッシュ越えが待っていた

１５：３０　祓川駐車場（ブッシュでてこずり８時間もかかった）

総上昇量1,537m　積算距離10.7㎞　今年もやりました～

15.04.28アップ　 管理人 今野