以前から気になっていた東光山赤田川右又(荒倉沢?)をプチ遡行してきたので報告します。
数年前、会山行で東光山赤田川左又(奥沢と言うらしい)を
遡行した事がある。
標高の割りには奥深く、ナメやゴルジュ、小滝があり意外に楽しめる沢だった。
右又は登山等と併走しており、エスケープが容易そうなので遡行してみる事にした。
水源は真夏でも真冬でも水が枯れる事がないのでおそらく湧き水だろう。
ただのゴーロ歩きにならない事を期待して入渓。
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入渓地点は登山道脇の堰堤の上。 |
しばらくは右岸の踏みあとをたどる。意外に人の気配あり。 |
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プチゴルジュで踏み跡は消失。 |
まってましたF1, 2段3m。 |
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F1,右岸を直登。 |
.F1,上から |
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F2, 2m、右岸から |
F3、2段4m、
ちょっと厳しいかと思ったが右岸を流木を利用してシャワークライム。
左岸にはっきりした巻き道あり。 |
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.F4, 3m、右岸から、
コケむして結構滑る。
F4の上、185m付近の流水がある枝沢を5分も登れば
登山道3合目の水場にエスケープ可能と思われる。
標高215m付近の流水がある第2の枝沢を
10分ほどつめあがると予想通り、4合目の杉林登山道に
藪漕ぎなして 出てプチ遡行終了する(約1時間)。 |
215m付近の分岐 |
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4合目の登山道に合流。 |
今回はエスケープルートの確認のため標高215m付近で遡行を終了したが流水はまだ十分あり。
ただここから先は、山頂稜線(標高500m~590m)までつめあがるしかなくなるので結構厳しくなる可能性あり。
5合目登山道脇の尾根に登って観察したが、
あの先は谷がV字状に険しくなり、右岸も急峻なガレ場になっており
あまり簡単に考えていると痛い目にあいそう。
樹林越にあと何個か滝もありそうだった。
今度は複数メンバーで完全遡行を目指したい。
また秋晴れの日に、赤田川左又(奥沢)遡行~赤田川右又(荒倉沢?)下行に挑戦したい。
16.05.17 朝アップ