【メンバー】 広造 敏 正木
【コースタイム】5:00本荘市役所集合、7:00倉沢登山口到着 7:30登山開始、8:40御法前分岐~御法前コース、12:30摩耶山山頂、
13:00~16:30中道コース下山、 16:30倉沢登山口~あぽん西浜で入浴。20:00本荘市役所着
9月4日(日):摩耶山倉沢コース(御法前コース登山、中道コース下山)
槍穂縦走の予行演習を兼ねて東北の縦走路としては一番おっかないかもしれない 摩耶山倉沢口に向かう。
当方、摩耶山倉沢口は3回目であるが、今回は一番きつくおっかなく感じた。
というのは当日の鶴岡の最高気温は33.0℃を超え、熱中症にやられてしまったのであった。
途中でめまいや吐き気が出現、自立神経の失調から暑いにもかかわらず鼻水まで出て来る始末であった。
電解質の不足から(普段の運動不足のせいもあるが)、登りの途中ですでに両足(ついには腕、指、腹筋まで、つまり全身)が 攣り始め、
険しいコースの中、今年一番つらい登山となった。
敏さん、正木さんがクーラーバックに入れて持ってきてくれた冷たい飲む物を分けてくださったおかげでなんとか持ちこらえた。
正直に言って、登山口にたどり着いた時は無事生還したと思った。
お二人に感謝です。
これからは、寒冷状況における低体温症対策ばかりでなく(初冬鳥海山長阪道で経験、この時も敏さんに助けられました)、
高温状況下での登山のおける暑さ対策にも真剣に取り組まねばならないと感じた。
こうなることはある程度は予想していたが、
標高差わずか750m、鳥海山の2/3なのでちょっと無理すればなんとかなると あまくみてました。
恐るべし、麻耶山倉沢コース!
7:30、倉沢登山登山開始。 槍縦走の予行演習なのでメット、シットハーネス装着 |
最初のロープ場。 |
2本めのロープ場。このあたりまでは大した事なし。 その後の難所では写真撮ってる余裕なし。 |
摩耶山山頂部を望む。山頂直下の岩壁は右から左に大トラバース (て、ここからだ判らないか)。 |
8:40、御法前分岐。ここらら摩耶沢に下って御法前コースに入る。 |
摩耶沢到着。今コース唯一の水場。この後、ちょい沢登り気分を味わう。 |
水月絶壁上のトラバース。 |
水月のカラ滝(20mくらいか?) |
御法前前後の難所。高度感抜群! |
御法前前後の難所。高度感抜群! |
鉾ケ峰、盾ケ峰(だっかた?)を望む。 高度計で標高840m、まだこれしか登ってないの? |
12:30、摩耶山山頂到着。両足攣りながらの登山、つらかった。 |
摩耶山山頂から月山を望む。 |
鉾ケ峰を見下ろす。とんがり具合が凄い! |
敏さん、正木さん山頂到着 |
下山は中道コースへ。途中の何とか岩にて。 |
麻耶山倉沢コースはメインコースとされる中道コースの他、ソリクラコース、御法前コースの計3ルートがあるが、 難易度にあまり差はない印象だった。
中道コースは御法前コースより幾分露出度が少ないかもしれないが、
終始やせ尾根をたどるコースなので おそらく両脇のブッシュ2~3m下からは絶壁になっているのではないかと思われる。
それはそれで危険度が高いと思われる。
次回行く時は紅葉のきれいな秋に車1台は温海温泉側にデポして、下山は安全に日本海側に ブナの黄葉見物としたいものだ。
広造記す。
16.09.07アップ。管理人今野
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