鳥海山祓川泊  矢島スキー場往復 16.12.28~29    その1 多賀谷のページへ         

【メンバー】 多賀谷(リーダー) 今野 寺田(新人)

【今野のコースタイム】08:32スキー場発 09:49スキー場上部 11:58~12:26駒の王子 14:00ヘアピン下 16:00~16:20猿倉分岐 17:20祓川ヒュッテ
 2日目09:40発 14:40矢島スキー場P着

ここ数年、多賀谷さんの荷揚げに甘えてばかりだが、今回はいつもより一日早い。
夏に地元の大学生を矢島口に案内した際、引率の寺田さんに「年末の祓川に毎年泊まっている」と言うと、
「参加したい」とのことだった。

12月になってから、お誘いメールを送ると「スノーシューとスノーボードで参加したい」という返事だった。
多賀谷さんには事前の相談をしなかったがまあ許してもらおう。
同じ趣味を持つもの同士、二人より、三人の方が宴会は楽しい。

登山届けをネットで送る事が出来ると、秋田県山岳連盟の理事会で教えてもらった事を思い出して、
岳連のページを開くとその様式があった
エクセルで作成し、参加者と留守本部をお願いした会長と警察に一斉送信した。
下山報告もメールで送る事が出来る。
印刷した紙を本荘警察署に持参し、下山後に電話する事に比べたらラクになったものだ。

矢島スキー場までは多賀谷さんに乗せてもらう。
予定の8時には少し遅れてしまった。

雪不足でリフトが動いていない。
仕方なく左側を歩いたが、どんどん二人から離されてしまう。
スキー場の上部まで40分程度が標準的な時間だが、その倍以上かかってしまった。
つまり、それだけ長い時間二人を待たせてしまった。

リーダーから寺田さんとザックを交換したらという提案があり、従う。
彼のザックは小さくて軽い。
それでも二人からどんどん遅れてしまう。

水が欲しくなっても飲めず、腹が減っても食料は100m先という状況は辛い。
途中でカメラとGPSを受け取る。
これで二人の後ろ姿を少しだけ撮ることが出来た。

駒の王子で正午となり、昼食とした。

08:33スキー場発直後 11:57駒の王子で昼食休憩


ラッセルがだんだん厳しくなり、ひざ下から膝上にもなる重い雪にペースが上がらない。
それでもついて行けなかったのだが16時、猿倉分岐で待ってくれた。

二人には先を促し、自分のザックから行動食を出して、空腹を満たす。
二人から遅れること20分でそこを出発する。
ヘッドランプは第二駐車場辺りで点灯した。

25日に下見に入ったという多賀谷さんのルートは左寄りの最短距離と思われる。
すてきなルートだった。
ヒュッテ着17:23。二人は17時ちょうどとのこと。

12:49車道右の旧道を行く。右に矢島山岳会のピンクテープあり 14:35一瞬、青空が現れた
15:17右手前に「善神沼」の標識が見える



二人は畳を敷いて、灯油ストーブに点火しようとしているので、
靴を履いたままの私が水汲みを担当する。

夕食はおきまりのキリタンポ。
多賀谷さん特性のフランス鴨の燻製が絶品だ。

缶ビール7本と芋焼酎350mlほど、黒糖焼酎500mlが空いてしまってはもうすることがなく、
23時前に就寝。

なお、当てにしていた毛布はパックされていて、そのまま敷布団代わりに使う人もいた。
マットを置いてきた私は畳に直に寝たので、寝苦しかった。

29日
翌朝は予想通り、暴風雪で、下山するしかない。
朝食は定番のうどんだ。これに餅が3個ほど入って満足だ。

出発時、左足の金具が緩いまま、すり鉢状の斜面を登ろうとしたとき、スキーが外れ、水場にドボンした。
慌てて流れ止めを外し、スキーを水中に敷いて、素早く脱出したが、金具が凍ってしまい、
歩行モードと滑降モードの切り替えのたびにスキーを脱ぎ、金具に挟まった氷を取るためのナイフを出す羽目になった。

ドライバー(ねじ回し)の方が使いやすいとその時、感じた。
今度からそれを携行しようと思う。
今までは、ストックで突っつき氷を落としていたが、今回はそれがなかなかうまくいかず、仕方なくナイフを出した。

矢島スキー場に着いてもナイフが必要で、15分ほどスタートが遅れた。
慎重にボーゲンで降りたのに、ファミリーゲレンデの下の方で、吹雪模様の斜面の凹凸を見失い、あえなく転倒した。
多分、二人を待たせること40分以上、ゴメンナサイ m(_ _)m。

最後は三人でかしわ温泉300円。
何度も待たせてしまい、お二人には申し訳ないことをした。
日頃の運動不足を痛感する山行となった。

16.12.31未明 管理人今野アップ

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