鳥海山稲倉岳 17.02.28(火)       

【メンバー】 今野 那須 (松本つ)

【コースタイム】 08:40出発 12:10~45昼食(1010m) 14:45~15:17稲倉岳山頂 16:32車着

那須さんから稲倉岳のお誘いがあった。
このところ、個人的な用事が詰まっていて、28日をこちらで提案していた。
なんと快晴で、大当たり。高体連仲間の松本さんも一緒だ。

現地の道路状況が不明で、プリウスでは入れず、那須さんの車が頼り。
待ち合わせ場所を8時、鶴泉荘にした。07:52に着くと二人はもう待っていた。

充電したばかりのカメラだったが、8枚ほどで電池残量が少ないという表示だ。
七曲を抜けた辺りで「残量なし」の表示で、使えなくなった。

ペースがゆっくりで、一緒に歩けるのは嬉しいが、予定していた「夫婦ブナ」の下で、正午を回ってしまった。
シャリばて気味で、昼食とした。
カップラーメンを作ったが、箸がない。那須さんから箸を頂く。
松本さんからは餅入り袋ラーメンとソーセージを頂く。恐縮。

上から単独のワカンの男性が降りてきた。
聞けば山頂手前のビバーク地点を確認してきたとのこと。

そんなことがあったことを昼食時に開いたメールで知ったばかりだった。


以下は部分的に省略しています。

秋田魁新報 電子版
鳥海山、天候悪化し山中で一夜 由利本荘市の男性を救助  2017年2月27日 掲載 2017年2月27日 更新

26日午後×時ごろ、秋田、山形の両県にまたがる鳥海山の稲倉岳(1554メートル)で、由利本荘市××男性(42)が下山できなくなったと家族が由利本荘署に届け出た。
27日午前11時ごろ、県警ヘリ「やまどり」が自力下山中の男性を発見し、標高820メートル付近でつり上げ救助した。

AABニュース
26日鳥海山に入り吹雪で下山できなくなっていた男性がきょう午後になってヘリで救助されました。
警察によりますと、由利本荘市の42歳の会社員の男性は26日朝1人で鳥海山に入りました。
しかし午後×時「稲倉岳(いなくらだけ)の標高1300メートル付近で吹雪で下山できない。テントを張り一夜を明かす」と家族に連絡をしました。
警察と消防はけさから24人体制で捜索を行っていたところ午前11時ごろ県警ヘリ「やまどり」が自力で下山している男性を発見しました。
警察は今回は男性がテントなど備えをしていたことが無事救助することができた大きな要因と話していて山に登る際は備えをしっかりするよう呼びかけています。

昼食後3分で夫婦ブナだった。
山頂が近くに見えてもなかなか遠い。
14:45やっと山頂。

風も弱い。スマホで鳥海山頂を含む景色を撮り、facebookにアップしてみた。
画面がよく見えず、手もかじかんで3枚をアップするのがやっと。

奈曽川の左岸上部に人影が見える。
「オーイ」と呼んでも反応なし。やがて動き出した。
スノーモービル3台だった。
シールを外し、一人を待って、やっと滑り出した。

25日(土)夜の積雪10cmほどが、クラスとした斜面を覆い、滑りやすい。
ノーマルルートを降りる。
ターンは4回程度で、息が上がる。

以前、下りは1時間弱で車に着いた記録があるが、今回は2時間15分。
さすがに年金者。トシだ。
でも、本日は転ばなかった。

大きな穴はツボ足(24名が捜索。装備なしでは戦力外?) 七曲の難所、トラバースは慎重に
兎の足跡の上にキツネの足跡、逃げ回ったのかな? この手前で山頂が見えるポイントがあるのだが、残念ながらミス。
ビバーク地点の穴は40cm。標高1300mほど(電池が一時的に復活) 稲倉岳山頂からの鳥海山(もっと前で撮るべきだった)
松本さんから昨夜頂いた画像
雪をまとった枝と下界 ビバーク地点でカメラを出してみた
スノーモービルのトレースが崖の先端まで 振り返って見る景色

次の1枚は今野のスマホから
右側にスノーモービルのトラック(跡)、ずいぶん崖に迫っている


那須さんからの画像
稲倉山頂で鳥海山をバックに 同じく、海をバックに(立つ位置がもっと左でした)

17.03.01 管理人今野アップ

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