北岳(3193m) 17.06.27~28

【メンバー】今野 祐子 須藤
【コースタイム】06:28広河原発 09:08~09:36御池小屋 12:30~40小太郎尾根分岐 13:25肩の小屋 14:58~15:05北岳 15:31~46吊尾根分岐 16:40北岳山荘
28日05:55北岳山荘発 07:06~25吊尾根分岐(キタダケソウ) 07:56~08:01北岳 09:21小太郎分岐 10:30二俣 12:40広河原

キタダケソウをいつか見に行こうと思っていたのだが、
新年度の会山行を協議する3月の役員会で祐子さんから「北岳~農鳥岳」の提案があり、
「それなら6月下旬に」ということで、今年度の会山行としていた。

2人の参加表明があり、26日(月)発としていたが、天気予報は思わしくない。
まあ、雨でもキタダケソウは見られるはずだと考えていたが、
「北岳から富士山が見られないようなので」と一人がキャンセルした。
仕方がない。3人で出掛けた。

北岳山荘に泊まり、2日目は間ノ岳~農鳥岳~大門沢~奈良田と考えていたが、
雨の中の10時間半の長丁場は苦行でしかない。
移動中の車内で、農鳥岳をやめて北岳山荘~間ノ岳のピストンということに話がまとまった。

となれば、奈良田ではなく、芦安から広河原をバスで往復だ。
韮崎のスーパーで買い出しする。

芦安駐車場にあるバス乗り場の建物の下が、コンクリートの土間のようになっている。
2列のベンチの座席をくっつけて即席ベッドとした。屋根があり、テントを張る必要もない。
虫がいないこともありがたかった。
でも、1時間おきに6分間ほど鳴り響く、クーラーのモーター音がうるさかった。

缶ビールの他、「れんと」を400mlほど飲み、厚いマットを敷いて、シュラフで寝た。
夜半の雨音で目が覚めた。気がついたら須藤がいない。
朝、現れたら、道路を通る車の音がうるさくて、駐車場にある車に避難したとのことだ。

雨は止んでいる。バスの客は8人ほど、芦安5:30発で広河原着6:18だった。
バス代は1130円、タクシー代は1200円。タクシーの方が10分程度早く着く。

雪渓が残る大樺沢を避け、御池小屋を経由する。
小屋の水はうまいとのこと、飲まなかったのが残念。
草すべりの上部からシャリばて気味で遅れだした。

徐々に展望が良くなってきた。
小太郎尾根で雄大な仙丈ヶ岳が見える。
そこでは15分遅れ。肩ノ小屋には姿がなく、北岳では1時間も待たせてしまった。

北岳山荘には須藤に先に行ってもらい、ゆっくり行く。
吊尾根分岐で、「キタダケソウまで50m」というカメラを構えた男にいわれ、左に下りてみた。
70mほどはあったろうか、結局往復で14分を要し、心配していた祐子さんから叱られた。
小屋は雪が多く、除雪作業中だった。
18時に6人で夕食。食欲がなく、カレーをムリに食べた。

須藤も頭が痛いとかで、元気なし。
部屋に戻るとうっすらと富士山が見えた。


バスの窓から間ノ岳 広河原で降りたバス
3人のレリーフが並ぶ 建物の隣
北岳が見える 鳳凰三山の方角
御池小屋 イチリンソウ?
何だろう? その全景(ピンぼけ)
雪渓もステップがありラクに登れる 小太郎尾根分岐からの仙丈ヶ岳
二人にどんどん遅れる 足元の花も気になる 黄-ミヤマキンバイ 白-ハクサンイチゲ
やや黄色い、背が低いシャクナゲ。キバナ~にしては白っぽい オヤマノエンドウ
肩ノ小屋 北岳山頂
キタダケソウ 左はハクサンイチゲ、右はキタダケソウ
これはチョウノスケソウかな 夕食後の部屋の窓から、うっすらと富士山

28日 朝食は5:30、弁当なら5:00ということで、弁当にしていた。
雨模様で、体調が悪く、間ノ岳も諦め、小屋でお茶を頂きながら弁当を食べる。

再び北岳に登り、肩ノ小屋、右俣コースで二俣、大樺沢、広河原。

北岳山荘での積雪量は例年の10倍とか 不明?
これも不明 同じ花
吊尾根にザックを置いたのは一人だけ ミヤマオダマキ
間ノ岳 再びキタダケソウ
オヤマノエンドウの白花? 再び北岳
三角点は「白根山」 イチリンソウ?
池山吊尾根とダケカンバの純林 キバナノコマノツメにしては葉が小さい
二俣から雪渓を降りる 鉄パイプの橋
野呂川の吊橋 29日朝、チサンホテルを出て、諏訪大社に寄る

下山後、スマホで宿を探し、諏訪湖近くに泊まる。
翌日は8時前に諏訪大社を見て、寺泊の市場で昼食、帰宅は18時となった。

17.07.01 管理人 今野アップ

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