鳥海山 中島台 18.03.11    

【メンバー】 今野
【コースタイム】08:30除雪終了地点 12:40車着

前日、ジオパークガイド検定も無事クリアーして、遊佐町での講演会に出向き、
帰路、意気揚々と道の駅、ねむの丘でベニズワイ蟹を買い、美味しい酒を飲んだ。

翌朝、5時半起床。7時に何とか間に合わせて市役所に行くと車2台が残るばかり。
あれー、7時市役所集合で月山森ではなかったのか。

南に移動しながら多賀谷さんに電話がつながると「駒ヶ岳に5人で向かっている」とのこと。
会員掲示板を見ていなかった。

今さら合流できる訳でもなく、南に向かう。
仁賀保のローソンで初めて「楽天Edy」が使えた。
小銭のやりとりがないのはいい。

前日、検定委員の伊藤さんから「中島台に行ってるかい?」という質問があったことを思い出し、
中島台に向かう。

GPSに入れているのは月山森周辺の地図だけで、地図がない。
中島台方向に左折したところで、車を駐めて、スマホの「ジオグラフィカ」を起動し、地図を読み込んだ。
予備バッテリーとコードも持参しているので、電池切れの心配もない。

除雪終了点でスキーを出してから靴を履こうとしてビックリ。片方が登山靴だ。
薄暗い車庫に積み上げられた靴の中からテレマーク靴を取り出すとき、トリ網に引っかかり、難儀した。
もう片方は網を気にしながらロクに確認しないで、慌てて奥から引っ張り出したもの。

やれやれ、これまでも車を乗り換えるときに、靴を積み忘れたことはあったが、
ビッコタッコ(矢島の方言=カタチンバ)とは呆れた。アホ、ドジ。

幸い、車には長靴があり、放射冷却気味で、雪は締まっていて、ツボ足でも大丈夫だ。
車道をそのまま進み、バスの駐車場手前から右に入り、杉林とエゴノキを確認した。

赤川に出てみると、大分上流側に来てしまっていた。
下流側に戻り、橋を渡るつもりだったが、隣の雪がつながっていて、楽に川を渡ることが出来た。

燭台ブナは別れたところだけ雪から出ていた。
ガッツポーズの爪を確認して、燭台ブナだと分かった。

あがりこは右から迫る尾根の上にあることを思い出しながら歩くと、ワイヤーが確認できた。
踊る猿が足元に見えた。馬の首は根開の雪の下に見えた。

一番の目的はあがりこと鳥海山を一枚の写真に撮ることだったが、木が邪魔でいいものが撮れない。
少し山に近づいて、何とか山を撮る。

分岐まで登り、パンとおにぎりを食べ、元気が出ると出壺を目指そうという気になった。
水路で、雪が分断されていて、コース取りが難しかったが、入り壺があり、出壺だと確認できた。

後はマリモの方に回り込んで管理棟を確認して帰ろうかとも思ったが、スキーのトレースが見えた。
取水口側から来たようで、これに従って降りるほうが早い。と思い出し、トレースを追う。

この頃から雪が腐ってきて、くるぶしや脹ら脛辺りまでズボズボ抜かる。金沢でいう「ゴボル」という状態だ。
近道をしようと右の杉林に斜めに逃げた。
まあ何とか車道に出て、雪に足を取られながら車に着いた。
モービルを乗せてきたと思われるトレーラーと軽トラックがピッタリ隣にあり、少し移動してから、ドアを開けた。

出発しようとしたら、軽トラックがやってきた。それを待って出ようとしたら、中島台のガイド仲間の齊藤さんだった。
挨拶したら、彼はすぐ引き返すとのことで、一緒に下りた。
再会した湯の台食堂を楽しみにしていたが、入口に人だかりだ。
5~6人が並んでいるのを見て諦めた。

結局、平沢で、パンダマークの南蛮ラーメン。50円引きが嬉しい。

中島台への道路は緩く封鎖されている ウサギが並んで走った?勢いがある。後ろ足が前で跳び箱と同じ
血痕が続いたが、虫がそれを飲んでいる 小さい足跡だがよく飛ぶ。ストックは110cmの握り
木道の入口。折れたエゴノキを縛っている地点 花びらのように見えるものが1枚で、イワガラミ
橋は渡らず、左の雪を歩いた 倒木から垂直に枝が伸びている
爪の形の樹皮から燭台ブナと判る あがりこ大王のそばの「馬の顔」
あがりこ大王と鳥海山 手前の枝が邪魔で、雪面から。 枝の下から見える鳥海山
15mほどの枝に飛びつく不思議な蔓(つる) 燭台ブナを木道の反対側から。妖精の腰掛けは右の枝
出壺を上流側から 出壺の下流側から
出壺のヒミツ。上流側 スノーモービル用の車だ。右下は自分の車でドアを開けるのが大変
ループは時計回り。赤川を渡る際、ムダな動き。左上は除雪終了点


18.03.12  管理人今野アップ

 

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