【メンバー】(北面)戸田 広造 眞幸 英樹と長岡市の3名、 (荒神)荘司 今野 伸逸 多賀谷 工藤、(矢島口)那須
【コースタイム】
2日前の疲れが抜けないまま、集合場所の花立に15分遅れた。
せっかく待ってくれた那須さんとはとうとう会えずじまい。申し訳ない。
眞幸さんとも会えず、しばらく待った彼は後から北面を登り、追いついたとのこと。
長岡市の永井さんからメールをもらったのは2013年の7月だった。
本荘山の会60周年記念誌を購入してくれた唯一の見知らぬ方だった。
彼は北面を登りたいとのことだったが、14年から4月29日の天候は決まって悪かった。
実に5年目でやっとお目にかかれた。
今年は晴れが続く予報だったがてんきとくらすで鳥海山はずっとC評価だった。
強風のためであることは実感できた。
7時過ぎに祓川ヒュッテ前で長岡の3人と合流した。
合流したこちらのメンバーは8人。
雪はかなり消えてしまって、最後の薮ではスキーを放り投げる。
そこからは基部までよく見えるが、強風で、
左側の斜面からソフトボールより大きな石が音もなく転がってくるのは怖い。
竜ヶ原を右に回り込む | 後続の長岡市の3人を待ったが、すぐ追い越された |
やや大きなアップダウンで右の薮を回り込む | 最後の薮を越えて基部が見える。左からの落石が怖い |
左側を気にしながら進む。
08:40先頭が基部に着くのが見えた。
その20分遅れでやっと基部に到着。
皆さんは行動食を口にし、アイゼンを履いたり、準備に余念がない。
強風でスキーを背負う訳には行かず、北面組は基部にスキーをデポした。
スキーがダメなら北面を登る意味はないと感じ、
やや遅れたが荒神ヶ岳を回り込む4人組の後を追う。
40mほどの登りを終えると急にシャリバテになった。
パンを食べるべく、手袋を外し、袋を破ったが、脇に挟んだ手袋を飛ばしてしまった。
飛んだモノを目で追いながら、止まったのを確認してまず、ほおばる。
ザックとスキーをデポして手袋を拾いに下ると、戻るまで15分のロス。
もはや単独で行動するしかなく、気楽だ。
尾根を回り込むと、雪が切れ、千蛇谷ははるか下だ。
下りるのももったいない。
仕方なく、スキーを背負い、岩と雪のミックスの夏道をスキー靴で登る。
歩きづらく、上部で千蛇谷の雪が近づくと、下ってスキーに履き替えた。
ヤレヤレ。
もはや新山に登る体力はなく、外輪を登る。
そこからはスキーが使える。矢島口はやっぱりいい。
16:02ガランとした駐車場着。
会長、多賀谷さん、広造さんと顔を合わせ「那須さんはどうしたのだろう」と話をした。
日焼け止めを忘れ、顔が痛い。
スキーで荒神ヶ岳に向かう4人 | 基部。北面に登り始める人。まだアイゼンを履いてない人。 |
6人がいるのだが | (左の拡大)5人が見える |
遥か下の千蛇谷に | (左の拡大)右下に歩く人が見える |
やっと外輪を越えた | 外輪越しの千蛇谷 |
七高山方向 | 氷の薬師を振り返る |
左に続く矢島口の標識、右には猿倉口のモービル跡(紛らわしい) | ×印の下はクレバスができつつある |
七ツ釜避難小屋は屋根が少し出ているだけ | 昨秋購入したピックが出てくるストックだが、出番なし |
18.05.02 管理人今野アップ
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