稲倉岳でブリザード 04.02.11

10:05 林道発、10:30 七曲下部、11:15 七曲上、14:15 森林限界、15:48 稲倉岳山頂(遅すぎ)

 先日の冬山講習会は強風のため、途中で打ちきりとなり不完全燃焼でした。

休日の朝寝を楽しみ、起きてみるといい天気だった。それでは再挑戦という気になり、朝食後準備を始めました。
コンビニおにぎりを3個買い、横岡に行ってみると能代工業山岳部制作のゲートはまだ残っていました。
林道の終点には車がなく、単独の山になることを自覚し、ワクワクしました。

七曲の上部ではカモシカの足跡を発見しました。12:00まばらなブッシュ帯で昼食休憩、後続に追い越されました。本荘山の会員の佐藤さんでした。
シールに「ボッコ」 (秋田弁では履き物の雪を「ボッコ」と称する) が着いて大変だというので固形のワックスを貸してみました。

彼はテレマークに打ち込んでいますが、家庭の事情で今シーズン スキーは初めてとのことでした。


光る鳥海山

能代工業ゲートまだまだ大丈夫

カモシカの足跡(七曲上部)

森林限界を超えるあたりから天気は荒れてきて、前回同様の吹雪となりました。彼が標識を立ててくれるので、私はGPSにその位置を登録し、後に続きました。
やっと吹雪の山頂に着き、お互いに相手をデジカメに納めました。

以前、山頂から1時間程度で車に戻った記憶があり、「スキーだから速い」と勝手に楽観していましたが、吹雪で視界も利かず、足元を見ると雪の流れがシマ模様になり、動いているか、止っているか、斜面なのか、水平なのかさえ分からなくなりました。そのため何度も転ぶ有様で、方向が分からなくなり、旗を捜すのも手間がかかりました。


右,スジ雲が稲倉岳。左突起は鳥海山の七高山と新山

稲倉岳山頂吹雪の中 佐藤さん

 モンベルのグレッシャーグラス
鼻カバー付き
                                                 

でもGPSの威力を知りました。また、樹林帯では首から提げたコンパスが頼りでした。
稲倉岳はこれまで10数回歩いていますし、彼は私の何倍かの山行回数のはずですので何とか車に戻ることができましたが、遅くなってしまったことは大反省です。 (今野 記)


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