03.6.15 二の滝コース〜万助コース周回(今野 単独)

山形県側の鳥海山はあまり登る機会がない。3年前、仁賀保高校山岳部夏山合宿前の訓練合宿で、一の滝駐車場から渡戸キャンプ場泊で万助〜笙が岳〜渡戸〜車と歩いたことがあり、万助小屋の水が極端に冷たくて、湧水であることを確信した記憶がある。

その万助小屋の水を汲んでおみやげにする計画で、二の滝口から登る。滝の多さと水量の豊富さ、檜と思われる赤い幹の樹木の多さに驚く。日曜日だというのに歩く人は少ない。三人連れと単独の計4人しか会わなかった。

雪渓に隠れた万助道

 月山沢の徒渉は水量が多く緊張した。まもなく、馬の背という尾根に出たが、三の滝で追い越して行った単独行の男が引き返して来た。「雪渓にルートが隠れて、道が分からないので戻ってきた」という。25,000分の1の地形図が昭文社の地図の裏に載っているので何とかなるだろうと、私は進んだ。

 赤布を付けた笹竹(標識)が倒れていた。それを起こして雪に刺し、ルートの見当を付けて下る。雪渓の終わりではあちこちの藪をかき分け、かすかなルートを探した。10日以内に立てられたものか、とにかくこの標識に助けられた。


駐車場手前の鳥居

檜?に道標??

不動の滝

月山沢 徒渉地点

下山後が大変

万助小屋で2リットル弱の水を汲み、順調に下る。やっと車道に出たと思ったら、見覚えのない風景だった。「臂曲」と大きな表示があり、現在地が判明した。ヒジマガリだった。さらに2時間半歩き、暗くなった19:45やっと車着。道路端で猿のようなケモノが逃げていくのを見た。


月山森

千畳敷

万助小屋 入口

左にスイッチバックすべきがヒジ曲へ
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