赤田川(由利本荘市) 13.08.11 山行粗描へ

【メンバー】今野 広造 児玉 慎哉
【コースタイム】8:33行動開始 8:50沢へ下りる 09:35~45傾-黒森鞍部分岐で休憩 10:00壁8mで退却 12:45東光山-笹森山鞍部 12:57~13:07笹森山(昼食) 13:20~13:33東光山 13:53仏洞山 14:08毘沙門堂 14:24登山口 以下略

広造さんの提案で沢登りとなってはいたが、9日(金)の洪水被害を考慮して仙北の沢を諦め、鳥海山のカラ滝からのコースはいかが、というメールがあった。
ほぼ同じ頃、児玉さんから「赤田五峰(あかだごぼう)すべて登れるものでしょうか」というメールが来た。
東光山の先にある笹森山は三角点があり、東光山から片道15分程度。東光山の手前、7合目の稜線上に仏洞山(現地の表記では「佛洞山」)は藪漕ぎ10分で晩秋に登った(07.11是山会資料の写しも載せた)。黒森山は大内町側から登れるらしい。

さて難関は傾山(かたがりやま)だ。昨年秋、とあるグループの研修会に参加して、北側の下川大内小学校から南に見える傾山を仰ぐ機会があった。
西側は普通の傾斜だが、東側は切れ落ちている。「かたがり」とは山の形を表すピッタリな名前だ。

カシミールで切り取った画像。GPSデータは慎哉さんから頂く。

地図をにらんで赤田川を溯行して黒森との鞍部に出れば南西側から傾山と黒森山を登れそうな気がしていた。
みんなで協議して、そのコースを試そうということになった。
赤田大滝の駐車場に車を置く。大滝の少し上流から林道は崩壊していて、すぐ沢に下りて溯行ということになった。

意外にもナメの沢だ。やや難しいへつりの連続でかなりの緊張を要する。
とうとう一人がドボン。そのあと、私も水中の石につまずいて胸まで浸かってしまった。
地図を読みながら位置を確認したり、難しい滝を巻いたりで結構なレベルの沢だと気がついた。

以下は慎哉さんから頂いた画像。(私のカメラは不調)

08:39朽ちた橋をおそるおそる渡る
全体がナメで小さな滝も楽しい 難しいへつり
際どいへつり そこにあった小枝を利用して(この2枚は児玉さん撮影)
本流から鞍部の支流の出合に大きな岩がある

傾山―黒森山の鞍部には10mほどの滝が行く手をさえぎる。

気楽で楽しい滝 傾山-黒森山の鞍部に向かう支流
沢が小さく急になる 間もなく壁。児玉さんが登ってみるが滑る

上の壁は巻けるのだが、その後の急斜面の薮こぎと帰り道の危険を考慮して、撤退。
本流に戻り、笹森山―東光山の鞍部を目指す。こっちの沢にも滝が何カ所かあり、楽しめる。

本流に戻る。さてどう攻略するか ゴルジュの様相を呈してきた
勢いよくほとばしる水に思わず笑みがこぼれる 後続を待って一緒に登ろう

さて、左側に取り付いてみたが あっちがいいかな

とりあえず児玉さんが突破してくれればという気分で尻を押してみる。

やっぱり左側から 二人がかりで尻を押し上げるがダメ

反対側が意外にラクだった

右側から広造さんがするする登り、児玉さんも続く 水の勢いがあり、気を抜けない
やっと登ってカメラを出そう お助けヒモを手首に巻き付け(児玉さん撮影)
引き上げる(児玉さん撮影) これは右を高巻く

最後の滝は意外に簡単だった よどみなく登る

本流の右、目指す鞍部の手前の二又で左の冷たい水を汲み、右に進む。
鞍部着12:45。笹森山で昼食。あとは東光山経由で車まで歩く。

たまには上から撮影 笹森山三角点

ついでに赤田の大滝を初めて見物する。地形図に載り、遊歩道が設置される立派な滝だ。

七合目仏洞山のすぐ上のブナの大木(児玉さん撮影)
慎哉さん撮影 今野撮影

自分で映したもの2枚。

東光山近く。金水引だろう  東光山近く。名前不明

東光山の登山口から1kmほど。帰りに大内町道の駅ぽぽろっこで入浴。(400円)17時前に帰宅。

カメラが8/3の雨で濡れたせいか、接写の切り替えや、セルフタイマーボタンなどが動かなくなり、上の2枚程度しか撮れなかった。
ほとんどの画像とGPSデーターを提供してくれた慎哉さんに感謝。

13.08.12未明 管理人今野記す。 13.08.13朝 児玉さんの画像5枚追加 13.08.26朝、花の名「金水引」 

右は色が薄いが、ゲンノショウコかいずれフウロの仲間だろう。
ついでに、「山行粗描」のリンクを正し、傾山のリンクを設定。19.04.04追記
 山行粗描へ 15.12.23傾山初登頂へ

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