99 浅間山(前掛山)07.06.16~17   後半へ                    

【メンバー】今野単独
【コースタイム】 16:10車坂峠発 17:11槍が鞘避難小屋 17:20トーミの頭 17:40~18:00黒斑山 18:15トーミの頭 18:48湯の平口 19:03前掛山登山口 20:02稜線 20:40~47前掛山 22:10湯の平口 23:30トーミの頭 0:32駐車場
     

3月の理事会や4月の総会で呼びかけても参加者はいない。みんないろいろ忙しいようで、単独で出かけることにした。一人なら、気を遣うこともなく、山とじっくり向き合うことが出来ると考えればいい。
 個人的には、99座目の「日本百名山」(深田久弥著)だが、山頂を踏めなかった山も多い。
1.稜線にあった「山頂」の標識にだまされてパスしてしまった巻機(まきはた)山
2.山頂が柵の外側で、積雪期でもないと行けない草津白根山
3.飯豊本山を縦走して満足した後に、西にもっと高い「大日岳」あった飯豊山
4.やせ尾根でロープに止められた鳥取の大山(だいせん)。もしかしたら利尻山もそうだったか?
5.噴煙のため、近づけない北アルプスの焼岳

今回の浅間山も山頂には立てない。どこで妥協するかが問題だ。黒斑山は昭文社のガイドブックの地点だが、前掛山まで行けるのか。

2万5千分の1の地形図をカシミールで切り取り、vixでトリミングし、縮小したもの

車坂峠の案内板、群馬側は案内板の通り未舗装だった

 日本百名山の99番目の山である。
03年8月に鹿島槍ヶ岳乗鞍岳、笠ヶ岳、04年9月に奥穂高岳を登った。一緒に登るつもりだったが、爆発的噴火(2004年9月1日20時)を起こし、登れなくなっていた。残り、後二つとなって3年ほどそのままにしておいた。最後の山は近くの岩木山にしようと考えていたからだ。火山情報を確認すると「レベル1」とのこと。
 前夜発のつもりが仕事が飛び込んできて、結局16日、朝7:40自宅発。遅すぎだ。上越経由で15時過ぎに小諸ICにおりた。コンビニで食料調達のつもりだったが、カーナビの案内に従うとすでに山道で、コンビニをあきらめた、水1.8Lとゼリー6個があるのでなんとかなる。黒斑山まで往復3時間程度なら日暮れまでには間に合うと見て、夕方、出発した。ヘッドランプがあるので日没に間に合わなくても心配することはない。「今からですか」などとすれ違う人にいわれたが「ハイ」としかいいようがない。

アカモノ アズマシャクナゲ
槍が鞘避難小屋 避難小屋の注意書き 槍が鞘避難小屋の外観

草すべりの急な下りは300m以上もあろうか。明るいうちに下れてよかった。登りの途中、ミネズオウの群落があったが、もう写真は使えない暗さになっていた。月を探したら、太陽のすぐ上にあり、鎌のような細い姿だった。前掛山の中腹で夜になった。群馬側の明かりと、長野側小諸の夜景がきれいで、この景色を独り占めしていると思うと楽しい登りだ。長袖のシャツを着込んでも寒い。足が痙攣しそうになるのには参った。さすがは2524mの山だ。

後半に続く

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